美奈子の不器用さが「愛おしい」

──オファーを受けた際の心境を聞かせてください。

お話をいただいたときに、ドラマの概要と、奈緒さんと木梨(憲武)さんが主演されると聞いて、絶対に面白いドラマになるだろうなと思いましたし、その作品の一員になれることが楽しみでした。

実年齢よりも少し上の年齢の役をいただけたことがうれしかったです。瞳の親友で、同じく親友の岸くんのことが好きだけど、岸くんが瞳に思いを寄せていることを知っている。という切ない思いを抱いている役柄ですが、撮影は楽しくなりそうだなと感じました。

──美奈子はどのような役だと捉えて演じていますか?

監督から、最初に「瞳と岸と3人の中のバランサーの役割でいてほしい」と話がありました。私も「確かにバランサー的だな」と思っていたのですが…2人との関わりを含めて、すごく不器用ですよね(笑)。でも、そこが愛おしくて、可愛いなと思いながら演じています。

──共感する点はありますか?

美奈子はすごくサバサバしているのですが、私自身サバサバとしているかは別として、友だちとの付き合い方というか、気兼ねない感じが、共感できます。

──逆に似ていないけど、「いいな」と思う点はありますか?

私と美奈子の大きな違いは、友だちグループの中に好きな人がいるということ。グループの中に好きな人がいて、その好きな人は別の友だちのことが好きで、という経験がないです。

友情か恋愛かと聞かれたら、迷わず友情をとるタイプなので、もし美奈子と同じ状況になったら、岸くんに告白はしないでしょうし、諦めると思います。美奈子が悩んでいる部分の感覚は似ているかもしれません。

──奈緒さん、深澤さんとの撮影エピソードを聞かせてください。

3人でいるときは本当に他愛のない話をずっとしていて、もんじゃ焼き屋さんのシーンでは必ずつまみ食いしています(笑)。あとは、もんじゃの焼き方をお店の方に習って、深澤さんが練習していることもありました。

初めて3人で一緒に撮影した際、初めてお会いしたのに昔からの友だちのような雰囲気があったのが印象的で。それは奈緒さんと深澤さんの空気づくりのおかげだと思いますが、すごく演じやすかったです。

これからももんじゃ焼き屋さんのシーンはあると聞いているので、撮影自体も、つまみ食いも楽しみですし(笑)、もんじゃをうまく焼けるようになりたいなと思っています。