本作では主演のみならず、主題歌とMVではダンスも披露!「ストイックにやっていきたい」と語る仕事への向き合い方、そして今後の抱負は…?

「ストイックにやっていきたいなというのが根本にある」

――本作では主演だけでなく、「狂気」と「歪み」がテーマの主題歌『distortion』も担当しています。どんな曲でしょうか。

エリカの心情をすごく表していると思いますし、ドラマの雰囲気にも合っている楽曲です。ダークな感じから始まるけれど、リズムも刻まれていて、サビになったらポップな曲調に変わっていく、どこか不穏な雰囲気と相まった“不気味さ”のようなものが、このドラマとマッチしているなと感じています。

――歌唱についてはいかがですか?

まだまだ全然未熟な部分しかありませんが、以前よりはボイストレーニングの先生から褒められるところも出てきました。

呼吸や発声の仕方というのも、当初よりはだいぶ馴染んできた部分があるかなと思いつつも、やっぱりまだまだなので。これからも、もっと頑張りたいなと思っています。

――MVではダンスも披露するそうですが、ダンスは得意ですか?

ダンスは得意と言えるほどではないのですが、今までお仕事でダンスに触れる機会が多かったので、段々と「ダンスって楽しいな」と思うようになりました。

こうやってMVで踊ることになるとは考えてもみませんでしたが、ダンスは表現の自由さを感じるものの1つではあるので、新たな挑戦としてすごく楽しみながらやっています。

――とても謙虚なイメージの茅島さんですが、褒められて伸びるタイプですか?それとも、ストイックに自分が納得しないと進まないタイプですか?

そうですね…あまり褒められて伸びるという感じではないかもしれないです。普段は褒めない父から、出演作について「この作品良かったよ」とか「ここの芝居が良かったよ」と言われると、「(きょとんとした表情で)はっ!?」となるので(笑)。ストイックにやっていきたいなというのは根本にあります。

――7月に21歳になりました。21歳の抱負はありますか?

プライベートでは、もっと料理上手になりたいです。あと、体がすごく硬いので柔らかくなりたいです。毎日、一生懸命に柔軟をしていて、いつか「ピタッ」と床に体がつくようになりたいなと。お仕事の面では、21歳は大人として扱われる年齢なので、学生役以外の役もやっていきたいです。

――今後、どのような作品に挑戦してみたいですか?

医療のものだったり、アクションものだったり、新しい私をお見せできたらいいなと思っています。体を動かすのが大好きなので、それこそ今回アクションシーンも経験しましたが、もっと本格的なアクションに挑戦してみたい気持ちもあります。と言いながらも、アクションシーンは本当に難しかったんですけれども(笑)。

――ゴルフをしていたから、体幹がしっかりしているという理由も?(※かつてプロゴルファーを目指していた茅島さんは、ゴルフ歴12年でベストスコアは70)

体幹はあるほうかなとは思います。最近、キックボクシングをやっているので、それもあってアクションを頑張ってみたいです。「運動神経はいいね」と言ってもらえるので、何にでも果敢にチャレンジをしていきたいなと思っています。