<大塚 愛 コメント>

――収録はいかがでしたか?
すごく勉強させていただきました。アカペラにボイパが入っているのが今では当たり前になっていますが、そのクオリティが本当に高くなっていて、驚かされました。
「高校生でここまでできるんだ…!」という感動もありましたね。昭和の名曲もいくつか歌われていて、今はサブスクの時代だからこそ、若い世代の方たちが昔の曲に触れやすくなっているのは、とても良いことだなと感じました。音楽が世代を超えてつながっていることを、改めて感じることができました。
そんななか、どのグループも本当に素晴らしかったのですが、岡山学芸館高校さんや開星高校さんは特に印象的でした。
――青春時代の思い出は?
私はひたすらドラマっ子だったので、学生時代はずっとドラマの主題歌を聴いて過ごしていました。正直に言うと、超・昭和世代の学生だったので(笑)、今回出場された学生さんたちみたいにキラキラ・ハッピーな感じではなくて、どちらかというと「学校ってちょっと面倒だな…」と思っていたんです。
だからこそ、高校生のみなさんの姿を見て、すごく楽しそうな青春を過ごしているなぁと感動しましたし、その一生懸命さや笑顔に、私自身がハッピーな気持ちにさせてもらいました。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
楽曲がこうしてアレンジされることで、新しい魅力が生まれていくのは本当にステキなことだと思います。原曲の良さを大切にしながらも、今の感性で表現されることで、その曲がまた“新しい時代”へと引き継がれていく。そんなふうにして、音楽がどんどん成長していく姿も、ぜひ、一緒に楽しんでいただけたらと思います。