<第1話あらすじ>

自慢の美貌を武器に、恋愛経験豊富な看護師・浅田南(本田翼)は、半年前、勤務先の病院で出会った“北くん”こと真中北(岩瀬洋志)に一目ぼれ。老若男女問わずすべての人から愛される“ナチュラルボーン天使”の北くんに夢中になる。

ところが、そんな北くんに、ときを同じくして思いを寄せる人物が現れる。真面目な性格が取り柄で料理好きなパン店店員・比留間東子(志田未来)と、クールでオタク気質な書店員・西野悠(増子敦貴)だ。

すべての人を受け入れる北くんの愛されぶりは衰え知らず。「このままだと、どんどんライバルが増えちゃう」―――。

そんな南の焦りに東子と西野も同調し、3人はいっそのこと北くんの愛を3等分してシェアしようと「33%の会」を結成し、4人で同棲生活を送ることに。

そんな4人での生活が始まったある日のこと、ビルの屋上には北くんの姿が。人生に絶望した加賀谷真衣(中村静香)にたまたま道で声をかけられ、「一緒に死んでほしい」と頼まれたのだった。

2人の飛び降りを食い止めようと、地域を巡回する警察官の古賀弘樹(おいでやす小田)が
説得を続けていたところに、南、東子、西野の3人も騒ぎを聞いてかけつける。ところが北くんは誰もが予想しなかった、ある行動をとりはじめて…。