主演・芳根京子さん×共演・本田響矢さんによる木曜劇場『波うららかに、めおと日和』のトークイベントが6月21日に行われ、演出家の平野眞監督、宋ハナプロデューサー（以下、宋P）、原作担当編集の福島千尋さん、そしてサプライズゲストとして本田響矢さんが登壇しました。
本作は、昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、江端なつ美（芳根）と帝国海軍に勤める夫・瀧昌（本田）の、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描いたハートフル・昭和新婚ラブコメ。
会場に集まった約140人のファンを前に、平野監督らはドラマの撮影裏話や原作誕生秘話など、ここでしか聞けない『めおと日和』トークを繰り広げました。
NHK朝ドラと偶然にも同時代が舞台！撮影の準備であることが…
福島さんは実写ドラマ化が決まった際、原作者の西香はちさんと「夢みたいですね」と喜んだと振り返りました。
宋Pは平野監督について「優しくて表現がロマンチスト。この作品のキュンキュンするところを、誰よりも上手く表現している」と語り、当の平野監督は「恥ずかしいんですよ。キュンキュンを演出するのって」と照れ笑い。
「『（本田）響矢、こうやって』って手を回してみせるけど、僕が私生活で（その仕草を）やっていると思われると恥ずかしい。でも今回ばかりは、恥ずかしさを捨てて思いっきりやりました」と明かしました。
本作は昭和11年当時の暮らしも丁寧に描かれています。第1話で瀧昌が氷を冷蔵庫にしまうシーンは台本にはなかったそうですが、監督が面白いと思って取り入れたのだとか。
そして平野監督は、現在放送中の連続テレビ小説『あんぱん』（NHK）とほぼ同じ時代を舞台にしていることに触れ、「NHKとかぶっているじゃない？並行している感じが面白い」とニヤリ。
宋Pは「狙ってはいません！」と偶然重なったと言いつつ、着物などその時代ならではの撮影用品を調達しようとしたところ、NHKで使われていて…ということがあったと明かしました。
そしてここで、本田さんがサプライズで登場。
会場にはどよめきと「キャー！」という大歓声が響きました。
