水10ドラマ『問題物件』の制作発表が2025年1月9日に開催され、上川隆也さん、内田理央さん、浜野謙太さん、本多力さん、船越英一郎さんが出席しました(宮世琉弥さんは、体調不良のため欠席)。

本作は、自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローとお人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリー。

左から)本多力、宮世琉弥、コラレ、上川隆也、内田理央、船越英一郎、浜野謙太

天才犬・コラレの登場で上川隆也&内田理央ら大興奮!

撮影現場では「円滑に、ほがらかに過ごさせていただいております」と語る上川さんが演じるのは、人並外れた記憶力と天才的な推理力を持つ謎の男・犬頭光太郎。クランクイン時には、芝居に関してある提案をしていたと言います。

それは、ジャーキーをくわえること。上川さんいわく「原作にも犬頭がジャーキーを好んで食べているという描写があったものですから、登場カットから印象的に見せられたらと思って、ジャーキーをくわえさせてほしいと進言しました」とのこと。

船越さんは「自分で(ジャーキーを作った)という噂を聞いたんだけど」と質問。上川さんは『木枯し紋次郎』の主人公・紋次郎が爪楊枝をくわえているように、印象的なものにしたかったそうで、「細長いものを探したのですが、ビーフジャーキーだとなかなかないんですよね。ないなら作るしかないなと思って」と、手作りで撮影に臨んだ経緯を明かしました。

内田さんが演じるのは、大島不動産の販売特別室社員・若宮恵美子。MCから、物件への愛が強すぎる恵美子の共感できる部分について聞かれた内田さんは、「最初は自分とは全然違う性格だなと思っていたのですが、似ていると思う部分がたくさん出てきていて。特に自分で自分の機嫌を取れる部分は似ていると思います」とコメント。

続けて、自分の機嫌の取り方について聞かれると、「アニメを見ながらカラスミを食べています(笑)」と、渋い発言が飛び出しました。

会見の中盤には、犬太役を演じるコラレさんが登場。颯爽とステージに上がり位置につくと、行儀よく座り、キャストも目を細めます。

犬太は、船越さんが演じる大島不動産の社長・大島高丸の甥・雅弘(宮世)の飼い犬。船越さんはこれまで1日しか撮影をともにしていないそうですが、とにかくお利口なコラレさんに感心したようで、「今までワンちゃんと共演が多かったんですけど、一番賢いです」と太鼓判。

続けて「犬じゃないんじゃないか…上川さんが(中に)入ってるんじゃないかと」と語り、笑いを誘いました。

ここで販売特別室の室長代理・片山芳光を演じる本多さんが、コラレさんとの撮影エピソードを語り始めると、コラレさんは突然吠え始めました。劇中でも犬太と片山は相性が良くない関係だからか、コラレさんがまったく落ち着かず、本多さんは「すみません…」と恐縮しきりでした。

イベントでは、家へのこだわりを発表するコーナーも。上川さんは、愛犬が過ごしやすい環境を一番に考えたうえで「彼女の足腰をなるべく維持するために、(運動ができるような)階段があってほしい」とコメント。内田さんは1部屋つぶしてしまうほど洋服が多いそうで「友だちから“魔の部屋”と言われているので、次も魔の部屋がついてる物件を探したい」と回答しました。

京都のお寺が実家だという本多さんは、憧れていた床暖房のついた家に住んでいるそう。ただ、あまりに快適で「昼寝の時間が増えたり、怠惰な感じになったので、実家が床暖房を入れると言い出したら止めようと思っています」と力強く宣言。

浜野さんは5年前に、妻が気に入ったという一軒家を35年ローンで購入。しかし、最近「不動産屋さんから、東京都の事業計画の道路がうちのところに通ることになっていると聞いて…」と、まさかの展開を不安げに明かしました。

最後に、船越さんは「仲間たちが遊びに来たくなるような、遊びに来たら帰りたくなくなるような、そんな家が一番」と回答。特に大好きなバーベキューができることが大きなポイントだと語ると、キャストから「(船越さんの家に)行きたい!」との声が。船越さんは「今は寒いですから、もう少し暖かくなったら」と、約束を交わし大盛り上がりでした。