そこで人見は、会社に行けないと悩む茅原と出会い、話を聞く。

茅原は、他の社員たちと比べて何もできない自分にコンプレックスを抱き、会社に行けなくなったという。人見は、そんな茅原に「一緒にサボらない?」と告げて、彼女を連れ出した。

人事部の面々は、人見の社長挨拶を後回しにして、なんとか立会演説会を進行させようと奮闘。同時に人見の行方を追うが、見つけることができずにいた。

茅原(杏花)のアイデアに人見(松田元太)は“いいこと”を思いつく

茅原をゲームセンターに連れ出し、仕事を忘れて楽しい時を過ごす人見。

その際、人見は、茅原がカフェやコンビニなどで出る抽出後のコーヒーの廃棄物を鉛筆に再利用できないか、というアイデアを持っていることを知り、彼女を連れて会社に戻った。

真野たちは、戻ってきた人見に、演説会場へ急ぐよう指示。しかし、選挙も大事だが困っている人の相談に乗るのが自分たちの仕事ではないのか、と返す人見。

その言葉を聞き、かつて人見の言葉に励まされたことを思い出した真野は、早く終わらせて戻るよう伝えた。

人見は、茅原のアイデアを社内各部署のスペシャリストたちに伝え、実用化の可能性を探る。彼らは一様に興味を示し、さまざまな意見を返した。

しかし茅原は、逆に彼らの能力に圧倒されてしまい、社員たちと比べて自分はなんてダメなんだと泣き出してしまう。