<浅野ゆう子 コメント>
――収録はいかがでしたか?
自分の人生をひも解いたというか、振り返ってこの50年分のお話をさせていただきましたが、 特別にこれ聞いてほしいとか、これ知ってほしいみたいなものはないので、なんとなく時間を持て余しちゃうかなとも思ったんですけれども、 岡村さんと石田さんがとても素敵なトークの誘導をしてくださったので、スルスルっと言葉が出るような感じで収録が進みました。とても楽しい時間でした。
――特に印象的だったことはありますか?
岡村さんは、本当に長くお仕事をなさってらっしゃるので、当然ご存知だろうと思っていたことをほぼ経験なさっていなかった、というのが、ジェネレーションギャップとまではいきませんが、私にとって新鮮でした。
同じ時代を共有してきた世代の方と思っておりましただけに、これだけ長い時間、一線にたって、岡村さんが過ごしてらしたっていうのはすごいことなんだということを改めて感じましたし、また逆に岡村さんの知らないことを私は知っていたんだって、ちょっと先輩チックな、すごくいい気分にもしていただき、楽しくご一緒させていただきました。
――今後、新たにチャレンジしたいことはありますか?
俳優、浅野ゆう子というものをここ30余年で作っていただき、 非常に幸せだと思っております。自分が望んでいた、本望の仕事をさせてもらってきました。
その中において、キャリアを積ませていただきこの年齢になって、それでもこれはまだ経験したことがなかった!というお仕事、いっぱい残っているんですよ。
例えば、来年もまた「新しいことにやってみない?」とお声をかけていただけたりもしているんですね。それは俳優にとっても、人間・浅野ゆう子にとっても、64歳で新しいことにまたトライできるというのは、すごくうれしいことで、自分にとって刺激になり幸せだなと思っています。
定年しなきゃいけない年齢に、ほぼほぼ近いところまで来ているんですけれども、「新しいことをやりましょうよ」っておっしゃってくださる方がいるというのは、本当に幸せなお仕事に就かせていただいていると思っています。
これからまだ知らない、 経験をしたことがない。「これもやってみませんか?」というお声があれば、喜んで受けたいですし、またそういうお仕事をいただける俳優でありたいと思っています。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
みなさまに、2週に分けていろいろなことをお話しさせていただく番組に出していただいたことは、ほぼほぼなかったので、私で時間がもつかなと不安だったのですが、今自分を振り返えれば、本当にいろんなことを経験させてもらったんだなというのを、かけ足で紹介させていただきました。お楽しみに。
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