普通に考えて、翔太は味覚障害が治ったんだからさ、いのいちばんに輝元に言えばいいわけじゃん?

っというわけで、今回もいつも通りの情緒不安定でしかなかったわけですが、まさか僕があまりにも興奮しすぎてたあまり、どうでもいいとすら思ってた翔太の味覚障害エピソード(だって、どんな翔太だって…翔太は、翔太やん?のマインドになってるから、その先のドラマチックにまで目が向けられてなかった)における、その味覚障害が治ったその前後に用意されたエピソードってのが、輝元が、自分も翔太の役に立ちたい!って思い始めたその矢先の、自分で一生懸命作った、クッソまずいコンソメスープの味見によって、翔太が思い出す…!!という極上に加え、翔太の味覚障害が治った事実を初めて知ることとなるのが、輝元の父・輝徳(竹中直人)の“便臭”問答によるやんややんやという最低(グルメドラマに便臭からめてくるとか、どういうこと!?しかも伏線回収!うまい!!ってなるか!!)からの、王道の恋愛ドラマでいうところの、一旦結ばれる→結局すれ違う→やっぱ好っきゃねん!!っていう、そのフォーマットにおける、一旦結ばれる(=翔太と輝元が意気投合し屋台を出す)→結局すれ違う(=味覚障害のこと、なんで言ってくれないんだよ!!俺=輝元のコト…裏切るってこと!?)→やっぱ好っきゃねん!!(=味見してくれッ☆)っていう、っていう?っていう?(何回言うねん!)「味見してくれッ☆」は「やっぱ好っきゃねん!!」ってことだったのーーーーーぉぉおおおおおおおおーーーーー!!!うぉおおおおおおおおーーーーー!!!ラ・ボンノォオオオオオーーーー!!!(今回も、キレイに決まった!!)

はい、そうです!そうなんです(急に)。僕における、このドラマの、翔太と輝元の関係性(=妄想)の変遷が、「不思議な縁を感じる友人」→「友情を超えた恋人同士のような関係」→「いいや、それは目くらましで、輝元の亡くなった兄が重なる、兄弟のようなもの」→「とかなんとかそれで落ち着いてたら、うん…やっぱり…恋人」ということ、そういうことなんです!!!

だって、だって、もう今回の話さ、普通に、普通に考えて、翔太はさ、味覚障害が治ったんだからさ、いのいちばんに輝元に言えばいいわけじゃん?あの音量の寝言を言われたからってさ、普通に、普通に、素直に言えばいいわけじゃん?

なのになのに、あの翔太とあの輝元が、じれったい!やきもきする!!もう、恋人じゃんそれ!!おまえら好き同士だってこと、こっちにはバレバレだぞ!!っていう、そういう、そういう関係であることによって(どういう関係だよ)、「普通に言えよ」が「劇的ドラマチック」になってしまうという、見事なマジカル世界観!!(?)

しかも、「味見してくれッ☆」っという、一見するとトンチンカンなセリフでもって、号泣の域までいざなってしまうという、なんという見事なマジカル世界観!!!(マジカル世界観ってなんだよ)ありがとう!『ミッドナイト屋台』。毎週のエンターテインメントをありがとう!!!

岡部(津田寛治)さん、最後の札束、超かっこよかったよ

うん、だけど、今回、ホントのホントに御礼を言うべきは、序盤はウザでしかなかったし、そもそもなんでおまえがあんな重要事項バラすんだよ!お前じゃねぇ!でしかなかった、ホントに、おまえ誰だよ!な存在、岡部さん(津田寛治)だよな。

ありがとう!岡部さん!!あんだけ飲んで食って、ときには塩舐めてしのいでるとはいえ、さすがに毎回500円とか、こいつ荒らしか!?リアル荒らしか!?とか思ってて、ホントにごめんなさい。最後の札束、超かっこよかったよ。岡部さん、ありがとう!!!