結成16年以上の漫才師たちが激突する、『THE SECOND~漫才トーナメント~2025』の3代目王者にツートライブ(たかのりさん、周平魂さん)が輝きました。

5月17日に開催された『THE SECOND~漫才トーナメント~』のファイナリストは、ツートライブ、モンスターエンジン、マシンガンズ、はりけ~んず、囲碁将棋、吉田たち、金属バット、ザ・ぼんち、の8組。

囲碁将棋との決勝戦を制し、過去最多140組の頂点に輝いたツートライブには、優勝賞金1000万円とトロフィー、副賞として高級オーダースーツ仕立て券、「THE SECOND ドリーム賞」としてフジテレビ系22番組への出演権が贈られました。

ツートライブ・たかのり「どんなウケ方をしても、動じにくくなった」

準々決勝ではトップバッターながら295点と、グランプリファイナル史上最高得点を叩き出したツートライブ。

準決勝も順調に勝ち進み、決勝でトリを務めたことから、昨年の王者・ガクテンソクの奥田修二さんは「ツートライブの漫才で始まり、ツートライブの漫才で終わった」と、見事な闘いに称賛を送りました。

周平魂さんは「決勝戦のとき、舞台裏に大阪の人たちが来てくれた」と、“大阪芸人”の絆に感謝。2人は肩を寄せ合い、優勝の喜びを噛み締めました。

優勝会見場に登場したツートライブ

そして、優勝者記者会見の場に現れるも、2人はまだ優勝した実感がわいていない様子で「意味がわからん」を連呼。周平魂さんは「おしっこして、タバコ吸いたいですもん」と言って笑わせ、たかのりさんは「嬉しいけれど、状況的に何も変わったわけではない。夢うつつ」と、どこかフワフワした様子。

優勝を誰に報告したいか聞かれると、周平魂さんは「俺を産んでくれた女」と答え、すかさず、たかのりさんが「お母さんって言え」とバッサリ。さらに、周平魂さんは父のことを「きっかけの男」と表現して笑いを誘いました。

左から)ツートライブ・たかのり、周平魂

そんな周平さんですが、「親父が去年、死んだんですよ。(優勝に)間に合わんかった。ギリ見切れるくらいで見てくれてるんじゃないか」と、しみじみ。周平魂さんは父のお世話をしていた際、「お前はもうチャンピオンだよ」と言われたことがあるのだとか。「なんのチャンピオンだよって(思って)」と、亡き父とのエピソードを明かしました。

「THE SECOND ドリーム賞」としてフジテレビ系列22番組への出演権を獲得したことについて聞かれると、周平魂さんは「準備ができていない」、たかのりさんも「不安ですね」とポツリ。

左から)司会の小室瑛莉子フジテレビアナウンサー、初代王者ギャロップ(林健、毛利大亮)

出演番組のラインナップを聞くと、たかのりさんは「『ぽかぽか』に出られるの!?」、周平魂さんは「『奇跡体験!アンビリバボー』!?(ビート)たけしさんと?」と大興奮!しかし、『アンビリバボー』には現在、ビートたけしさんではなくバナナマンが出演していると知り、周平魂さんは気まずそうな顔をして、笑いを誘いました。