<役どころ紹介>

前原滉さんが演じるのは、なつ美と瀧昌が初めて訪れる「テーラークサカベ」の店主。

上官の邦光(小木茂光)から「背広くらい作りなさい」と言われた瀧昌が、初めて背広を作りに行くのが「テーラークサカベ」です。

前原さんは、大河ドラマ『おんな城主 直虎』(2017年/NHK)や連続テレビ小説『らんまん』(2023年/NHK)、月9『119エマージェンシーコール』(2025年/フジテレビ)など数々の作品で異彩を放ってきました。

前原さんが木曜劇場に出演するのは、『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(2020年)以来、約5年ぶりのこと。本田さんや湯本さんとは初共演となります。

前原滉

湯本晴さんが演じるのは、「テーラークサカベ」の店員・昭平。

なつ美と瀧昌が店に入ると、ピンと背筋を伸ばし「いらっしゃいませ!」と元気にあいさつ。店主である父親が不在の間は昭平が店主で、一人前のテーラーだといってメジャーを手に持ち、瀧昌の背中に乗って採寸を始めますが…。

湯本さんは、『厨房のありす』(2024年/日本テレビ)で、前田敦子さんの息子役としてドラマ初出演。その後、『夫の家庭を壊すまで』(2024年/テレビ東京)や『放課後カルテ』(2024年/日本テレビ)、木曜劇場『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(2025年)など立て続けに話題作に出演しています。

本作ではオーディションで役を勝ち取り、前原さんの息子役として、“小さな店員”“1人前のテーラー”役に挑みます。

芳根さん、本田さん、前原さんとは初共演となります。

湯本晴

小島藤子さんが演じるのは、なつ美が参加した海軍士官の妻たちが集まる「花筏(はないかだ)の会」のメンバー・秋山潤子(あきやま・じゅんこ)。

浮かない表情で会に参加していた潤子に気づいたなつ美は、潤子に話しかけますが「夫のこと、ちゃんとわかってる?」「過去を知ることは大事。それくらい知らないと、ちゃんとした夫婦とは言えないでしょ?」と言われてしまい、不安に。潤子が放った言葉の意味とは!?

小島さんは、『キミ犯人じゃないよね?』(2008年/テレビ朝日)で女優デビュー。その後、連続テレビ小説『ひよっこ』(2017年/NHK)や大河ドラマ『花燃ゆ』(2015年/NHK)、『降り積もれ孤独な死よ』(2024年/読売テレビ・日本テレビ系)、『モンスター』(2024年/カンテレ・フジテレビ系)など、さまざまな作品に出演しています。木曜劇場に出演するのは初となります。

小島藤子

小木茂光さんが演じるのは、瀧昌の上官で、柴原郁子(しばはら・いくこ/和久井映見)の夫・邦光(くにみつ)。

瀧昌の父親と同じ艦に乗っていたことがあり、仲が良かった邦光は、両親を幼いころに亡くした瀧昌を気にかけていました。その後、柴原家にお世話になることになった瀧昌は、邦光の紹介でなつ美との縁談が決まり、結婚します。

小木さんは、哀川翔さんや柳葉敏郎さんを輩出したことで知られる“一世風靡セピア”のリーダーとして活動。グループ解散後は俳優に転向し、『BG~身辺警護人~第2章』(2020年/テレビ朝日)や『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』(2022年/日本テレビ)、『トリリオンゲーム』(2023年/TBS)などに出演。

芳根さんとの共演は、木曜劇場『Re:リベンジ-欲望の果てに-』(2024年)以来、1年ぶりのこと。本田さんとは初共演となります。

小木茂光

筒井真理子さんが演じるのは、海軍士官の妻たちが集まる「花筏(はないかだ)の会」の会長・橋本光子(はしもと・みつこ)。

懐は広いが、海軍の妻としての立ち居振る舞いに厳しく、少し面倒な一面も。また、芳森芙美子(よしもり・ふみこ/山本舞香)の伯母で、独身の芙美子の結婚を気にしており、芙美子にお見合いを勧めますが…。

筒井さんは、『第69回カンヌ国際映画祭』で「ある視点」部門の審査員賞を受賞した映画『淵に立つ』(2016年)で「毎日映画コンクール」「高崎映画祭」「ヨコハマ映画祭」など多数の主演女優賞を獲得。

また、主演作『よこがお』(2019年)では、芸術分野で顕著な活躍を見せた人物に贈られる「芸術選奨文部科学大臣賞」をはじめ「全国映連賞女優賞」『Asian Film Festival』の「Best Actress最優秀賞」を受賞するなど、国内外でも注目される俳優です。

木曜劇場への出演は、『ラスト♡シンデレラ』(2013年)以来、実に15年ぶりの出演。芳根さんとは、映画『累-かさね-』(2018年)以来、約7年ぶりの共演。山本さんとは初共演となります。

筒井真理子

『波うららかに、めおと日和』第3話は、5月8日(木)22時より、フジテレビで放送されます。