千明(小泉今日子)に次第に惹かれていく!恋と生きる力を得た万理子(内田有紀)
吉野千明(小泉今日子)との出会いは、真平が営むカフェ「ナガクラ」でした。その後、「ナガクラ」や、いつしか訪れるようになった千明の家で顔を合わせるうち、面倒見がよく肝っ玉な千明に好感を抱きます。
ところが、スキンシップも多めな千明に頭をポンポンとされたり、ハグをされたりすると、フリーズするように。

はじめは自分の反応に戸惑っていた万理子ですが、のちに千明の夢を見ます。そして、携帯の壁紙にしている千明を見ても、実物を見ても慌ててしまい、酔って寝ぼけた千明からキスをされて、それが“恋”であると自覚しました。
その後、スタッフが欠けて困っていた千明に誘われ、ドラマ制作部のAPの仕事を開始。すると、さっそく台本の矛盾を指摘するなど能力を発揮します。

プライベートでは隣人、仕事も一緒になり、思いを募らせていく万理子は、ついに「千明さんに恋をしているみたいです」と告白。“好き”という思いを受け入れてもらえたことに涙を流し、より一層千明への思いを深めました。
『2012年秋』では、変わらず、千明のチームで仕事を続けていた万理子。さまざまな時間を過ごすなかで、千明から言われた「プロデューサーと脚本家は恋愛をしているのと同じ」という言葉を受け、脚本家に興味を持ちます。
「現実で恋愛関係になれないなら仕事で」と語り、千明からも向いていると言われことで、本格的に脚本家を目指し始めました。

第2期で万理子は、脚本コンテストの応募を決めます。その第1回受賞者が、千明の元恋人・高山涼太(加瀬亮)と知ると、破局の際に千明を傷つけたことへの怒りと、第1回受賞者であることへの憧れでパニック状態に。
さらに、実物の涼太に遭遇した際には鼻血を出すという反応も見せます。これをのちに、千明には精神的に恋をしていて、涼太には肉体が反応していると自己分析しました。
この頃、万理子に映画の脚本を書かないかという話が。千明は喜んで背中を押しますが、万理子は自室にこもってしまいます。「大きな世界に行きたいわけではない」、「千明さんのそばで仕事をすることが幸せ」と言い、映画の話は断ったのでした。

何よりも“千明第一主義”の万理子。今でも千明のチームでイキイキと仕事をしていますが、今後、どのような人生の選択をしていくのか、注目です。