芳根京子さん、本田響矢さんが、忙しい中で感じる幸せな時間について語りました。
芳根さんは、2013年にドラマ『ラスト♡シンデレラ』(フジテレビ)でデビュー。2016年には『ぺっぴんさん』(NHK)で連続テレビ小説のヒロインを務め、その後も数々の話題作に出演。2025年はドラマ『まどか26歳、研修医やってます!』(TBS)、映画『雪の花-ともに在りて-』に出演、6月には舞台『先生の背中〜ある映画監督の幻影的回想録〜』の公演が控えています。
本田さんは、2017年に俳優デビュー。2023年に『ジャックフロスト』(毎日放送)でドラマ初主演を務め、『私と夫と夫の彼氏』(テレビ東京)、『恋愛バトルロワイヤル』(Netflix)、連続テレビ小説『虎に翼』(NHK)など多くの作品に出演。2025年4月からは『王様のブランチ』(TBS)のレギュラーに就任するなど、活動の幅を広げています。
さまざまな場面で活躍する芳根さんと本田さんにインタビュー。現在、ドラマで夫婦役を演じていることにかけて、最近一番幸せを感じた瞬間や休みができたらしたいことを聞きました。
出演作多数で多忙の芳根京子&本田響矢 休みがあったらやりたいことは?
──多くの作品に出演していてお忙しいお2人にとって、今一番幸せな時間は何ですか?
芳根:ご飯を食べているときですね。1月期もドラマ(『まどか26歳、研修医やってます!』/TBS)をやらせていただいていたのですが、すべての撮影が終わってからいろいろな方とご飯に行かせていただきました。ドラマで共演した先輩方とのご飯会は特に幸せだなと感じました。
撮影中にも「ご飯行きたいね」と話していたんですけど、毎日撮影でバタバタしていたので、やっと叶った感じだったんです。その食事会を“まどか会”と呼んでいるのですが「まどか会、毎月開催するから!」って話していたぐらいみんな仲良しで、本当にステキなチームだったな、と改めて思いました。
──同業者の皆さんとの食事会では、どのような話をしますか?
芳根:作品の話をすることが多いかもしれません。この前のことで言うと、先輩たちが「(現場が)すごく楽しかった」と言ってくださったのが、本当にうれしかったです。
──撮影中に話せなかったことも話せましたか?
芳根:そうですね。自分のなかで「あのシーンはもうちょっとこうしたかった」というような、ちょっとモヤモヤしていたことを話したら、先輩方から「こうだったし、よかったんじゃない?」と肯定してもらえて。
いろいろな思いが成仏しましたし、先輩方が撮影時に思っていたことも聞かせていただいて、すごく刺激的で楽しい夜でした。
──本田さんの今一番の幸せは何ですか?
本田:週1でお風呂に入りながら聞くラジオです。ロバート秋山(竜次)さんの「ロバート秋山の俺のメモ帳!on tuesday」(BAYFM)を聞いているのですが、毎度笑顔になるんですよ。1人で声を出して笑っています。言葉で説明ができないくらい面白くて、僕の週1の癒しの時間になっていますね。
──もともとラジオはよく聞いていたのでしょうか?
本田:全然聞いてなかったんです。秋山さんがラジオをやっていると知って聞き始めたのがきっかけで、ほかの番組も聞くようになりました。
──お風呂のなかで聞くというのがこだわりですか?
本田:そうですね。お湯につかって目をつむりながら、ラジオを聞くんです。すごくリラックスできるので大好きな入浴法です。
──では、今休みが取れたら何がしたいですか?
芳根:旅行に行きたいですね。去年、サーフィンにチャレンジしたのですが、めちゃくちゃ楽しかったんです。
本田:え、サーフィンやるんですか!?すごい。
芳根:しかもInstagramにサーフィンをしている動画を載せたら、「あそこの波がいいよ」という情報が過去最高と言ってもいいくらい送られてきて。今はいい波の情報をたくさん持っているだけの状態なので、またサーフィンに行けたらいいな、と。
──始めてすぐに波に乗れたんですか?
芳根:なんか、乗れちゃったんですよね(笑)。
本田:すごいですね!
芳根:最初は母とサップを習っていたんです。でも、先生が母に付きっきりになってしまったので、私は独学でサップをやっていて。そうしたら、サーフィンの先生に「波乗る?」と誘われて、サーフボードを借りたら、ボードの上に立てちゃったんです。
それでまた別の日にレッスンを受けたら、波に乗れるようになって。本当に楽しかったなぁ。海の空気感が自分に合っているのか、すごくリフレッシュできたので、今後は「サーフィンが趣味です」と言えるぐらいになりたいなと思っています。本田さんはサーフィンやりますか?
本田:サーフィンはやったことないです。きっかけがなくて…。でも、芳根さんはアクティブですごいですね。
芳根:すっごい楽しかったですよ!
──本田さんが休みにやりたいことは?
本田:温泉が大好きなんですけど、地方のまだ行ったことのない温泉地に行きたいです。
──目をつけているところはありますか?
本田:大分の湯布院には行ったことがあるのですが、そのとき別府には行けなかったので、大分に行きたいですね。
芳根:なんで別府に行かなかったんですか?
本田:別府ってすごく有名だから行きたいと思っていたんですけど、タイミング的に行けず…。次は絶対に別府に行きたいですし、山形県の銀山温泉もいいですね。その土地で湧いているお湯に浸かりたいです。

撮影:今井裕治