ドラマ『波うららかに、めおと日和』に出演する芳根京子さん、本田響矢さんがお互いの印象を語りました。

本作は、昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描いたハートフル・昭和新婚ラブコメ。

芳根さんが主人公の江端なつ美(えばた・なつみ)を、本田さんが帝国海軍に勤める江端瀧昌(えばた・たきまさ)を演じます。

携帯電話もない時代、初々しくもじれったい恋のやりとりを演じる芳根さんと本田さんにインタビュー。原作や台本を読んだ感想、お互いの印象、これからの撮影で楽しみにしていることを聞きました。

芳根京子 原作がステキすぎて不安に!?本田響矢は原作を読みながらドキドキ

──本作のオファーを受けた際の心境を聞かせてください。

芳根:原作がとてもステキで、心を奪われました。その分、この原作の魅力をどうすれば伝えられるのか、と不安もあって。でも、なつ美のようなピュアな女の子の役は、演じられる機会がなかなかないかなと思い、挑戦をさせていただこうと思いました。

本田:素直にすごくうれしかったです。そのあと原作を読んで、なつ美と瀧昌のウブさについ1人でドキドキしてしまって。そのウブさがこの作品の魅力だなと感じたので、2人の掛け合いを大事にして演じたいなと思いました。

時代が昭和なので、携帯もなく、連絡を取りたくてもすぐには取れないし、すぐに声を聞けるわけでもない。会えたときにきっと今よりも「うれしい」という気持ちが溢(あふ)れると思うので、そういう瞬間を大切に表現できたらと思っています。

芳根:撮影は始まったばかりで、2人の空気感はまだ模索中ですが、原作にリスペクトを持って、「この2人でよかった」と思ってもらえるような作品にしたいですね。

──初共演のお2人。お互いの印象はいかがですか?

芳根:お芝居を一緒にさせてもらって感じたのは、すごく目が魅力的ですね。

本田:本当ですか!?ありがとうございます。

芳根:光が入ったときの目がキラキラしていて、吸い込まれる瞳をされていらっしゃるなと。ここまで本読みやリハをやっていますが、お互いにいっぱいいっぱいなところはありますけど、2人で試行錯誤していくなかで、お芝居に真摯に向き合う姿も見られたので、なつ美と瀧昌を作っていくのが楽しみだなと心から思っています。

本田:芳根さんには、会う前から物腰が柔らかくて、すごく元気で、にこやかな方という印象を持っていました。お会いしてもその印象は変わらなかったですし、芳根さんが現場にいるとスタッフさんもみんな笑顔になって、太陽みたいな方だな、と。現場が笑顔でいっぱいになって、ステキな空気感が溢れています。