「日の出鉛筆」人事部の人見廉(松田元太)をはじめとする若手社員たちは、皆で協力して謎を解く脱出ゲーム風の社員研修に参加。
だが、映画のような世界観を期待していた人見は、ピエロのようなお面のゲームマスターも出てこなければ手錠や鎖にもつながれなかったと不満をもらす。

一方、真野直己(前田敦子)は、人見に勤怠管理システムの画面を見せ、残業時間が150時間を超えていることを指摘。勤務時間に関係なく思い出した時に打刻していた人見は、真野から激怒される。
するとそこに、運悪く労働基準監督署による調査が入る。労基に匿名で通報があったらしい。
その結果、日の出鉛筆は隠れ残業とそれに伴う残業代の未払いに関して指摘される。

人事部長・平田美和(鈴木保奈美)から報告を受けた常務取締役・里井嘉久(小日向文世)は、記録をつけずに残業をさせている部署があることを問題視。
それを受け、真野は人見と商品企画部の企画チームリーダー・植木奈緒子(珠城りょう)に会いに行く。

植木は、看板商品であるボールペン「シルキーボール」リニューアル案の社内コンペを控え、自らの意思で勤怠をつけずにサービス残業をしていた。
植木は、自分の案が採用されるかどうかの瀬戸際だから人事のほうで何とか対応してほしいと主張し真野の言葉に耳を貸さない。さらに、持ち出し禁止の会社PCを持ち帰り、家でも隠れ残業をしていた。

匿名で労基に通報したのは誰なのか?人見は社外にいる植木を追うが…。