――坂本さん、増田さんとは初共演ですが、どんな印象ですか?
柚希:お二人とも、それぞれの役にすごくピッタリだと思います。坂本さんは誠実で真面目で、そしてかわいらしい部分もあるところがジムと重なりますし、増田さんもきっとテッドのイメージに近い、面白い方なのだろうと想像しています。
夢咲:私も、坂本さんはポスター撮影で少しご挨拶させていただいた時から、やさしく何でも包み込んでくださるようなオーラを感じて、ジムにピッタリだなと思いました。
増田さんは、主演ミュージカル『20世紀号に乗って』(2024年)を拝見しましたが、コメディ作品だったのでコミカルなお芝居もされて、歌も歌えて、踊りもできて、すごい方だと思いました。まさか、共演させていただけるとは思いませんでした。

――増田さんは夢咲さんと誕生日が同じで、7月4日だそうです。
夢咲:え!?そうなんですか!?すごい!ちょっと珍しいかもしれないので、これを話題に話しかけてみようと思います。
柚希礼音 女性役で夢咲ねねと共演「すごく恥ずかしい」
――柚希さんと夢咲さんは宝塚退団後、コンサートやショーでは共演していますが、お芝居では初めてです。楽しみなことはありますか?
柚希:たぶん、私がすごく恥ずかしい気持ちになると思います。ねねと関わるときは、やっぱり“男役の柚希礼音”の感覚があるので。私に「◯◯だわよ」とか言われたら、ねぇ(笑)?
夢咲:だわよ!
柚希:新しいよね(笑)。
夢咲:リンダとライラが絡むシーンはそんなに多くないのですが、すごく楽しみです!
柚希:宝塚時代、男役でしたが女性役としてショーに出たことがあります。その姿をねねに見られるだけでも恥ずかしかったので、一緒にお芝居をするとなると…。でも今回の共演は、周りの皆さんもすごく喜んでくださったので、うれしかったです。

――退団から10年、お互いの活躍をどのように見てきましたか?
柚希:近い存在として、ずっと見ていました。
夢咲:私は、ちえさん(柚希さんの愛称)がいろいろな女性を演じられているのを観て、「こんな表情もされるんだ」と、新たなちえさんを発見して感慨深く思っていました。
柚希:えぇ、そうなの(笑)?でも私も、ねねが宝塚時代に苦手だった音域を克服して歌っているのを聞いて「すごい!」と思ったり、肩の力が抜けてまた楽しそうに踊っている姿に感動しました。
夢咲:ちえさんは宝塚にいらしたときから自然体で、男役・女役にとらわれず“ちえさん”として存在されていたと思います。なので、よくみなさんから「ちえさんの女性役を観て戸惑う?」と聞かれるんですが、それはまったくなくて。どんな姿も素敵です。
柚希:ねねは私の“一番の応援者”です。退団後は「あのカツラいいと思います」とか(笑)、女性役のことをいろいろと教えてくれています。
――夢咲さんにとって柚希さんはどんな存在ですか?
夢咲:なんて言うんでしょう…すごく身近な存在だと、勝手に思わせていただいています。お姉さんみたいな。それぐらい近しい方だなと。私も頼らせていただいています。昨年ご一緒したショー『RUNWAY』でも、とにかく甘えさせていただいて、ずっとくっついてました(笑)。
柚希:いつもそばにいて、本当に面白かったです。
夢咲:うるさくなかったですか?
柚希:大丈夫だったよ(笑)。