恵美子が調査依頼を受けた洋館に到着すると、オーナーの襟岡真都(忍成修吾)が出迎える。襟岡に館の中を案内されていると廊下の先にあるエレベーターの扉から犬頭が出てきた。

一方、雅弘の元には犬頭の指示で有村がやってきて、一緒に「天使の棲む部屋」の謎を調べることに。

有村の入手した警察の内部情報によると、一度逮捕され法廷で無罪を勝ち取った人間が、この館で自ら拳銃で命を絶つという事件が相次いだという。

犬頭(上川隆也)と恵美子(内田理央)は「天使の棲む部屋」を調査

「天使の棲む部屋」に通された犬頭と恵美子は、部屋の構造を念入りに調査。すると、この部屋は外側しか鍵穴がなく、ドアを閉めたら内側からは開かない仕組みになっていることに気づく。

さらに古い鍵のため、スペアもなく、ドアはその一つだけ。

死人が出た時の共通点は3つ。拳銃でこめかみを打ち抜いていたこと、死体が窓側に顔を向けていたこと、銃の出所は不明だということ。

さらに雅弘と共にいる有村の調べによると、無罪判決を受けてもこの部屋に泊まって生き残っている人がいた。その後、真犯人が捕まったらしい。そして、自殺した人は限りなく黒に近かったというのだ。

引き続き「天使の棲む部屋」を物色する犬頭と恵美子は、部屋の窓の向こうに内廊下が見え、窓はとても頑丈で、開きもせず、窓自体も割れそうもないという手がかりを掴む。

そんななか、堀幹彦(佐戸井けん太)、織山仁(加藤諒)、馬場亜紀(菅野莉央)が宿泊客として館へやってくる。彼らは遅れているもう1人の客・富沢辰也(小久保寿人)を待っていた。