女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。
9月3日(金)の放送では、「頑張りすぎちゃうママ」「信頼できる上司、できない上司」というテーマについて、MCの設楽統と三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋、カンニング竹山、小倉優子、婦人公論元編集長の三木哲男が討論した。
「頑張りすぎちゃうママ」というテーマでは、家事と仕事、育児を頑張りすぎて子供の前で泣いてしまったという小倉のエピソードにちなみ、ママたちが思わず取ってしまった衝撃的な行動が紹介された。
小倉が「自分に余裕がある時なら、子供が宿題をせずにテレビを見ていても理由を聞くところから会話を始められるが、余裕がないと『テレビを消すよ!』と脅迫のような声かけになってしまう」と反省の表情を見せると、千秋は「子供を怒鳴ったことのないママなんていない」と同調。
番組公式SNSにも「共感しかない」「私のことじゃん!って思う」「討論前から涙ぐんでる」とママからの声が次々到着。竹山は「子育てのルールが多すぎて、がんじがらめになっている母親が多い。母親だってもっと感情を出していいはず」と主張した。
乳幼児教育実践研究家の井桁容子氏によると、「日頃から子供に対する愛情を伝えているなら、ママから叱られても子供は『今日はママが疲れているんだな』と思える。そうではないなら、叱った後に『ごめんね』と言ってあげて」とアドバイスを送った。
「自分はしっかり者タイプ。家事も育児も全力で向き合うのはしんどいが、手の抜き方がわからない」という30代女性のお悩みでは、視聴者の意見を募る「せきらら投票」で、そんな女性の気持ちを理解できるか問いかけた。
千秋も小倉も「育児も家事も手抜きは悪いことだと思っていた」「理想のママじゃないとダメだと思ってしまっている」と女性の思いに理解を示し、投票も「理解できる=82%」「理解できない=18%」と圧倒的な結果に。三木は「育児には“こうあらねばならない”という押しつけが強すぎる」と、ママたちの負担を思いやった。
「子供が熱を出して会社を休むことが多く、深夜まで仕事をしていたら、先輩から『あなたが思うほど敵はいない』と言われて救われた」という40代女性のエピソードでは、ママたちが救われた言葉の数々も紹介された。
小倉は「3人目が生まれてようやく、手作りの料理にこだわるより、買ってきたお弁当をニコニコ食べる食卓のほうが良いと気付けた」と告白。千秋も「料理が苦手な私に、母は『外食だっていい』と言ってくれた。他の人に何を言われても、母が許してくれるならいいと気が楽になった」と体験を語り、SNSには「私も助けてもらうのが苦手」「“いいお母さん”って何だろう?」など、多くの声が寄せられた。
リスク回避が上手な上司は、信頼できる?できない?
「信頼できる上司、できない上司」というテーマでは、「新入社員が選ぶ理想の男性上司ランキング」を紹介。4位を獲得した設楽に対して、三上アナは「設楽さんは優しさにウソがない。失敗したなと思っていたら、一緒にその理由を考えてくれる」と語り、SNSにも「設楽さんしか勝たん」などのメッセージが届いた。
一方、「信頼できない上司」に関するエピソードでは、「課長に指示された通りの企画を部長にプレゼンしたら、部長が否定。すると、課長が掌返しで私を責めてきた」という30代女性のお悩みが登場。
三木は「よく聞く話。こうしなければ課長は逃げ切れない」と課長の態度に理解を示したが、三上アナは「リスク回避が上手な人ばかりが出世するのは、おかしい!」と指摘した。
「入社半年の新入社員。いまだに上司が名前を覚えてくれなくて、怒り心頭」という20代男性の怒りの投稿では、竹山も千秋も「名前を覚えてもらえない新入社員の方がよくない」とツッコミ。
三木は「できる社員なら自然と名前を覚える」と竹山&千秋の意見に賛同しつつ、「それでも、できない人を救い上げるのが強いチーム」と私見を述べた。