毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくフジテレビのトーク番組『ボクらの時代』。
9月5日(日)は、中谷美紀、草笛光子、土屋太鳳が登場。
草笛光子 中谷の書いた弔辞の締めの文章が「ひどかったわね(笑)」
それぞれ共演経験があり公私で親交のある3人。特に中谷は草笛を「お母さん」と呼び、慕っているが…。
草笛:(土屋に)あなた知ってる?(中谷が)私に弔辞書いたのよ。
中谷:(笑)。
土屋:え!?
草笛:長い、弔辞。
土屋:チョウジ?
草笛:私が死んだときに書く。
土屋:えー!
中谷:先に書いちゃったの(笑)。
その文章が立派で「私、死ななきゃいけなくなってきた」と草笛は笑う。そこで、その締めの文章が「ひどかったわね」と感想を。また、土屋が「クールなイメージがすごく強かったんですけど…」と、中谷の意外な素顔が明かされていく。
中谷美紀のオーストリアでの生活は「ほぼ山にこもってます」
現在、1年の半分を海外で暮らしている中谷は、著書「オーストリア滞在記」の背景を語る。
土屋:海外で今、美紀さんは過ごされているから。どうですか?コロナの影響は。
中谷:最初は大変でした。やはりヨーロッパで本当にものすごく感染が広がって、たくさんの方が亡くなったので。
草笛:山の上にいるだけ?
中谷:山の上と、はい、ときどき町に下りていくこともあるんですけど、ほぼ山にこもってます。
草笛:ね。でも本読ませていただいた。
中谷:ありがとうございます。
草笛:立派な本を書かれてね。
中谷:日記形式で、コロナ禍で、ロックダウンで何もできなかったときに、オーストリアでの暮らしを、田舎暮らしの日々を書いたんだけれども。毎日最後にね、食べたものと、その日に聴いていた音楽を、BGMを書いていったの。
土屋は、中谷にオーストリアでの食事に関してや、結婚したことで仕事への姿勢が変わったかなどを聞いていく。話を聞いて「良いところに嫁に行ったわね」と言う草笛だが「ただ、気になったのは…」と「親心」も語る。
同じジムに通う中谷と土屋「太鳳ちゃんはいつも走ってる」
また、コロナ禍で「よくテレビを見ました」と言う草笛は「滑舌だけじゃない」と「人に伝えるため」の技術の難しさや、気づきを語る。一方の中谷は、コロナ禍での体力作りについて質問。
中谷:体力は、どうしても落ちるじゃないですか。太鳳ちゃんは、ジムが一緒だからよく会うけどね。
土屋:そう!美紀さん毎日頑張ってる。
中谷:太鳳ちゃんがよく頑張ってる。いつも走ってる。
土屋:「運動しなきゃ」と思ってジムに行くと、いつも美紀さんがいて。「美紀さん!」って。しかも、私走っているんですけど、後ろから、ぶつぶつって、何だろうって思ったら(中谷が)台本見ながらずっとやってて。
中谷:あ、ごめん!聞こえてた?
草笛:あなた、そんなことやっているの?
土屋:いや、私がたまたま端っこのところのランニングマシンで走っていて、たぶん近かったんですよね。
中谷:えー、恥ずかしい。
土屋:でも、すごい素敵でしたよ。
土屋は、中谷の姿に学ぶものがあったと話す。さらに、「老いは億劫との戦い」と語る草笛の日々のトレーニング方法なども公開する。
そのほか、中谷の舞台での忘れられない失敗や、草笛の舞台での信条、土屋が女優を目指したきっかけなど、互いにリスペクトし認め合う女優たちならではの話題が展開される。