3月2日(日)の『ボクらの時代』は、本谷有希子さん、小木博明(おぎやはぎ)さん、ファーストサマーウイカさんが登場しました。
芥川賞をはじめ数々の受賞歴があり、昨年出版した『セルフィの死』も注目されている作家の本谷さんが、友人の小木さん、一度だけ会ったことがあるという間柄のファーストサマーウイカさんを指名し、今回の鼎談が実現しました。
小木さんの発言がネットニュースになりやすいという話題から、ウイカさんは、エゴサーチをよくしていると告白。
エゴサで出てきた視聴者の意見を「今後、この番組はこうしよう」「傾向と対策を練るための参考にしている」と明かした場面では――。
本谷:傷つきはしないの?それによって。
ウイカ:例えば「シャ乱Qのはたけかと思ったら、ファーストサマーウイカだった」みたいなのが書いてあったりするんですよ。
小木:わかる、わかる(笑)。
ウイカ:それって、受け取り方によっては「え、私…一回り以上年上のおじさんに似てる?」って傷つく人がいてもいいと思うけど、私は「面白い視点だな」と思って、それをバラエティの番組でこうやって言ったりするから。
小木:ああ、なるほど。
ウイカ:結局は、どんな球が来てもどう受け取るか、何を受け取るかだから。顔面に剛速球がきても、それをかっこよく取ればこっちのもんだし、ぶつかって「痛い」っていうのも、こっちの取り方だから。
ウイカさんのポジティブさに、本谷さんと小木さんは「すばらしい」と感心しきりでした。