7月20日(火)、東京・水道橋の東京ドームにて、人気舞台俳優たちが一堂に会し、野球×エンターテイメントのドリームマッチ「ACTORS☆LEAGUE」が開催された。

これは、「コロナ禍にあっても次世代を担う若い俳優たちが輝ける場所で、ライブエンターテイメントの楽しさや興奮を観客と分かち合える場を作りたい」と、「ミュージカル『刀剣乱舞』」の三日月宗近役などで知られる黒羽麻璃央が企画・プロデュースしたもの。

そんな黒羽の熱い思いに城田優、山崎育三郎、尾上松也、和田琢磨、和田雅成らが賛同。黒羽がキャプテンを務める【BLACK WINGS】、和田琢磨がキャプテンを務める【DIAMOND BEARS】のメンバーとして、多数の俳優が参戦。

また、ゲスト解説者として荒牧慶彦、佐藤流司も加わり、総勢37名が集結した絢爛な宴となった。

試合開始直前、城田コミッショナーと両監督、両キャプテンからコメントが届いた。

<城田優 コメント>

コミッショナーとしては何の緊張もしておりません。ただ、自分が作詞作曲したテーマソング「L・A・S・T」をオープニングセレモニーで歌うことに関しては、死ぬほど緊張しております。というのは、“東京ドームで歌をうたう”というのが芸能界に入ったころからの自分の夢でした。その夢が叶う瞬間なので非常にドキドキワクワクしております。

僕の歌を通して、一人でも前向きになっていただけたらいいなと思います。それが僕のコミッショナーとしての一番の役割ですね(笑)。コロナ禍ですが、お客さんが見ていただく中で開催できるということをありがたく思っています。

<尾上松也 コメント>

無事に開催できて、うれしく思っております。実は、東京ドームはプライベートで借りて、何度か野球の試合をしたことがあります。でも、監督として試合するのは初めてなので、監督としての試合の楽しみ方を新たに見つけたいなと思っています。

いつもとは違う視点で見られるので、それはそれで楽しみですね。観ていただく方には、みんなが全力で野球を楽しんでいる姿と、開催を企画した(黒羽)麻璃央と制作スタッフの思いを感じとっていただければうれしいです。育(山崎育三郎)とは何度か草野球をやっていて、これまで負けているので今日は勝ちたいと思います。

<山崎育三郎 コメント>

まもなく本番ということで興奮しています。コロナ禍ですが、これだけたくさんのお客さんが観に来てくださるということもうれしいですね。東京ドームでプレイするのは子どものころからの夢でした。監督なので試合に出られるかわからないんですが、「代打、俺!」ってどこかで出てやろうと思っています(笑)。

(尾上)松也とは仲がいいんですけど、勝負事なので負けたくないです。試合もそうですけど、ずっとベンチに向けてカメラが回っていたりしますし、楽曲を披露する場面があったりしますので、野球に詳しくないという方もエンタメとして楽しんでいただけるんじゃないかなって。舞台上とは違う姿をたっぷりと楽しんでください。

<和田琢磨コメント>

いよいよということでワクワクしています。キャプテンとしては、勝てるチームを作ったつもりですので、相手チームのキャプテンの(黒羽)麻璃央くんが発起人ではありますが、勝ちにいきたいと思います。

僕個人としては、共演しているけどなかなか会えない人たちとも交流できますし、とてもいい場だなって思っています。東京ドームに見に来てくださった方だけでなく、配信で観てくださる方にも楽しんでもらいたいですね。あと、僕の打順は2番なので初回にピッチャーの麻璃央くんと対戦します。ここでキッチリ1本ヒットを打ちたいです(笑)。

<黒羽麻璃央 コメント>

大人になってから一番、気持ちが高揚しています(笑)。企画プロデュースをさせていただいていますが、最初は地方球場で仲よく楽しくできたらいいなと思っていました。それが東京ドームで開催できることになって、うれしい驚きというか、野球人生において思い残すことはありません(笑)。

苦楽をともにした俳優仲間や、尊敬する先輩方と短い時間ではありますけど、お祭り騒ぎができる今日のイベントは、まだまだ厳しい状況ですが、これまで自粛してきたことへのちょっとしたご褒美だと思っています。配信で観られる方も楽しんでいただけたらうれしいです。

この後、【後編】ではゲームの詳しい様子をリポートする。

©ACTORS☆REAGUE 2021