鷲沢は、久常が未解決事件を追うようになってから誰かに尾行されているような気がする、と話していたことを利己に明かす。

改め現場周辺を当たることにした利己たちは、フィットネスジムから制服警官の外山登一(矢作マサル)が出てくるところを目撃。その姿を見て、10年前も外山が現場にいたことを思い出した鷲沢は、彼に声をかけた。

すると、突然逃げ出す外山。利己たちは、そんな外山を捕らえ、彼が身につけていたカバンを奪う。その中身は、小型のビデオカメラや多数の記録媒体だった。

倫子(白石麻衣)は実行犯が女性の可能性を考え、ある資料を入手

外山は、警察の立場を利用してジム内に入り込んでカメラを仕掛け、フィットネスジムの中を盗撮していたのだ。その時、ふいに鷲沢が胸を押えて苦しみ出し、倒れてしまう。

病院に運ばれた鷲沢は、甲状腺機能低下症と診断される。普段、よく居眠りをしていたのも、その兆候だったらしい。

利己は、病院に駆けつけた鷲沢の妻・志保(橘ゆかり)にあとを任せてオクラへ。

遅れて戻ってきた倫子は、実行犯が女性だった可能性を考え、犯行現場近くにあった美容院の顧客リストを入手。オクラメンバーは、手分けして事件当日に予約していた警察関係者がいるかどうかを調べたが該当者はいなかった。