7月5日(月)、ソフトウェアメーカーMOTEXの新TVCM発表会が行われ、CMキャラクターに起用された妻夫木聡が登壇した。

CMで妻夫木と共演したのは子猫・カツオくん。妻夫木は「以前映画で共演した子猫は気性が荒くて、すごくひっかかれたので、ビクビクしながら対面したのですが、カツオちゃんは大人しい子だったので、仲良く最後まで撮影できました」とにっこり。

撮影での印象的なシーンを聞かれると、「カツオちゃんがパンチをするシチュエーションがあったのですが、『合成するのかな』を思っていたら、監督が(実際に)パンチをするまで撮影をやる雰囲気で。深夜まで撮影するのかなと心構えてたのですが、すごくいいパンチをしてくれて」と現場の様子を明かした。

ここで、そのカツオくんが登場。ひと目見た瞬間に「大きくなったね」と変化に気づき、2ヵ月ぶりの再会を喜ぶ妻夫木。表情が一気に緩み、話しかける声のトーンも上がっていた。

しかし、妻夫木が抱き抱えると、カツオくんは、腕の中で体をよじらせて嫌がり、妻夫木の胸に猫パンチをする。「あれれ、カッちゃん」と戸惑った妻夫木は記者に「仲良かったですよ。撮影の時は」と弁解していた。

司会者が説明している間にも、何度か話しかけて抱っこを試みる妻夫木だったが、嫌がられて、そっぽを向かれてしまう始末。「忘れられちゃったかな」と寂しそうな表情を浮かべた。

それでも諦めずに、今度は猫じゃらしで気を引こうと作戦変更。しかし、カツオくんは無反応で興味を示そうとせず、挙げ句にはステージから逃げようとしてしまう。最後に、記者からカメラ目線の2ショットを求められた妻夫木は、顔を寄せて「カッちゃん、せっかく皆さん来てくださってるから」とカツオくんに話しかけ、なんとかリクエストに応えた。

新CM「パンチ」篇は明日7日(火)より放映開始される。