香取慎吾は少し照れくさそうにしながら現場入り

初日の撮影は、まず第1話の冒頭、一平(香取)が自宅の仕事部屋で1人、電話で誰かと話している、というシーンからスタート。

何かをたくらんでいるかのような一平の不敵な表情が印象的な、彼の“最低男”ぶりをさりげなく感じさせる重要な場面です。

カメラや照明などの準備が進められるなか、香取さんは、少し照れくさそうにしながら現場入り。スタッフから「主演の香取慎吾さんです!」と紹介を受けると「よろしくお願いします!」と笑顔であいさつ。

続いて、及川拓郎監督が「心は熱く、ものづくりに励んでいきましょう!」と力強く宣言すると、隣に立つ香取さんも、引き締まった表情を見せました。

撮影が始まると、香取さんは、及川監督らスタッフともやりとりしながら、表情の動きや細かい動作にまでこだわり、丁寧に演技を組み立てていきました。

自身初となる“最低男”というキャラクターを、どうやって演じてみせようかと、心から楽しんでいるのが伝わってくるようなファーストシーンでした。

香取慎吾

その後、香取さん1人で数シーンを撮り終えると、いよいよ志尊さんが2人の子役とともに合流。この日、志尊さんが最初に臨んだのは、正助と子どもたちが一平の自宅を訪れ、4人が初めて顔を合わせるシーン。

志尊さんは、初のシングルファザー役を自然体で演じ、撮影は順調に進んでいきました。また、撮影の合間など、カメラが回っていないところでも、志尊さんは子どもたちと楽しくおしゃべり。

そして香取さんは、その様子を少し離れたところから笑顔で見守り――。

ドラマの序盤で描かれる“ニセモノ家族”のぎくしゃくした雰囲気とは裏腹に、スタジオには、常に穏やかな空気が流れていました。

左から)香取慎吾、志尊淳

木曜劇場『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』は、2025年1月9日(木)スタート!毎週木曜22時より、フジテレビで放送されます(初回15分拡大)。