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葬儀業界に特化したブランドマーケティング会社が、なぜ「黄色い旗」を振るのか?

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「葬儀=黒」を打ち消した「生きてる」にフォーカスしたブランディング

2024年9月24日に設立した葬儀業界のブランドマーケティング会社、株式会社ikiteru(以下、ikiteru)のロゴは黄色い旗です。これは、「葬儀=黒」という常識から離れ、命の尊さを伝え葬儀業界を明るく元気にすることを目指しています。


ikiteruは、葬儀関連企業が目指すビジョンを具体化する戦略的サポートを提供するとともに、葬儀業界と他業界を繋ぐハブになり業界価値の向上に取り組んでいます。

他業界と繋がることが少ないと思われがちな葬儀業界を照らすために、黄色い旗をロゴにし、振りかざす。ikiteruのブランドストーリーについてお知らせします。


この過程を踏まなければ、ikiteruが黄色い旗ををロゴにし、その旗を振ることはなかったと思います。ikiteruに必要である「黄色い旗のロゴ」が生まれた物語です。


「葬儀=死」という常識を覆す。ブランドは常識から離れた先にある。

株式会社ikiteruのブランドプロミスは、次の言葉に集約されます。

「生きてる素晴らしさに気づき、周囲を照らし、喜びに溢れる社会を築く」

ikiteruは、「葬儀=死」と思われる葬儀業界に特化しつつ、「生きてる」今にフォーカスしています。


現代人は「生きてる」という大切な事実を忘れがちです。それは、「生きてる」ことを当たり前に感じすぎているからではないでしょうか。そして、自分が「生きてる」事実に気づくのは、しばしば「死」を身近に感じたときではないでしょうか。

 

その「死」に対しても、日本人の平均寿命が延び「人生100年時代」という言葉が生まれたことで、「死」という現実から遠ざかっているように感じます。日本で自死が増えている理由には、「死」を隠し、「死」に対して考えることがない、命の尊さについて考える機会がないことがあるのではないでしょうか。


そこで、「死」を正しく捉え、生きていることの素晴らしさに気づく瞬間が増えれば、社会全体がより豊かになるのではないか、と考えています。人々の気づきとなる「生きてる」と気づく瞬間を増やし、世界を明るく照らしていける活動になると信じています。


ikiteruのブランドストーリーは、ikiteruがお客様に提供するブランドマーケティング

「ブランド」と聞くと、高級品やそのロゴを思い浮かべるかもしれません。シャネルやルイ・ヴィトンのようなブランドがその代表例として挙げられることが多く、高級品であることやロゴを作ることがブランド開発だと考える人も少なくありません。


しかし、企業のブランド開発は、高級品を作ることでもなければ、ロゴを作ることに留まるものではありません。実際には、企業が伝えたい思いを明確なワードにする「ブランドの言語化が重要な役割を持ちます。明確なワードは、ロゴや配色といった視覚化のアートワークにも影響を与えます。


ここでは、ikiteruのブランド開発ストーリーを例にして、ikiteruがお客様に提供できることをお伝えします。



インタビュー・分析

ブランドマーケティングは、インタビューから始まります。社員へのインタビューが行われる場合もありますが、特に会社の舵取りを担う「社長・代表・リーダー」へのインタビューが最も重要です。ikiteruのブランド開発においても、代表の安岡桜子がこのステップを経験しました。


数時間にわたって遮られることなく、自分の想いを語る機会は貴重な時間です。このインタビューでは、時に顕在的に考えていることだけでなく潜在的に考えていることが、言葉として出てきます。潜在的に考えていることこそ、代表の会社に対する信の思いということもあります。


ikiteruがお客様に行うブランド開発の中でも、この「インタビューの時間」は最も喜ばれるステップのひとつです。企業から「代表だけでなく全社員分のインタビューをお願いしたい」といった声が寄せられることも少なくありません。

ブランドの言語化

ikiteruのブランド開発では、安岡が過去に他社のブランド開発に携わった経験から、事前に自身の言葉を整理した資料を準備しました。この資料は、ヒアリングの中で重要なキーワードを抽出する際に活用されます。拾われたキーワードは、整理され3つの色に分けられました。これによりブランド開発の方向性が具体的に見えてきます。



ikiteruのインタビューでは、以下のようなキーワードが抽出されました

    明るい=感謝
    透明=素直
    繋げる=謙虚

これらのキーワードをもとに、総称すると“愛”だね、という結論に至りました。そこで、社員同士がその意味を語り合います。このプロセスで、ブランドの本質が形づくられ、企業内に深い共感や価値観の共有が生まれます。



ブランドの視覚化

キーワードをもとに、世界観やロゴが作られます。ikiteruのロゴ開発では、5つの案が提案されました。通常、提案される案は2~3つ程度が一般的ですが、今回は社内プロジェクトということもあり、特別に多くの選択肢が用意されました。



提案されたロゴ案には、葬儀業界に特化した企業とは遠い、賑やかで明るいデザインがありました。

また、そのデザインのひとつは、安岡のパーソナリティを象徴するようなデザインで、「The 安岡桜子」とも言える個性が込められていました。しかし、この案は採用しないという決断に至ります。その理由は、「ikiteru」というブランドが安岡桜子ひとりで完結するものではなく、社員、パートナー、クライアント、そして多くの人々の力が集まって大きな光を放つ存在でありたいという想いからです。

企業の代表は、時に会社に自身の思いを込めすぎる場合があります。しかし、企業は個人のものではなく、社会的責任のある存在です。この会社が誰の何のために存在するのか、一歩引いて考える力は経営者に必要だと考えます。


提案されたロゴ案に対して、デザイナーというプロの目線からメリットやデメリットが伝えられます。「意味」「話題性」「識別」「独創」「汎用性」「継続性」の観点で、客観的な点数化がされることで、ロゴが持つ効果や価値が明確になります。

ロゴの好みは人それぞれですが、プロの分析があることで、「このロゴはどのような効果をもたらすのか?」が具体的に分かりやすくなります。好き嫌いだけでなく、ブランドの目指す方向や目的に基づいて選択する助けとなります。


ロゴが提案される前に用意された、ロゴデザインエスキース。デザイナーがこんなにもたくさんの思考を張り巡らせて考えてくれたと感動する絵です。


選ばれたロゴには、「光の旗」というメッセージが込められています。このロゴは、ikiteruのブランドの象徴であり、輝く未来へ向けて力強く進んでいくという決意を表現しています。光の旗は、ikiteruが掲げるビジョンを明確に示し、多くの人々を照らす存在となることを意味します。

ロゴは、ただのシンボルではなく、社員、パートナー、クライアント、そして社会全体に向けて希望と前進を促す強いメッセージとして機能します。そして、ikiteruの使命や価値観を表現し、ブランドとしての一貫性を保つ重要な役割を果たします。



ikiteruのロゴは、旗です。

旗には、見る人を応援し、見る人を導いてゆく

力があると思います。

そして、旗を掲げる人の気持ちもパッと明るくします。


黄色い大きな色面は、光です。

光を以て、周囲を照らし続けながら

ikiteruの存在を示しています。


ikiteruの7文字は、

7つの大陸と7つの海を示します。

自由の女神の王冠の7つのとんがりにヒントを得て

自由と永遠の意味を宿らせています。


明るく、透明に、事物を繋げる旗印として

いつもはためいていたい。

そんな願いをこのロゴに込めました。


ブランドマニュアルの制作

ロゴが決定すると、次のステップとして精緻化を行い、ブランドマニュアルを作成します。ブランドマニュアルは、ロゴの使用方法や色彩の規定、形状のルールなどを詳細に記載したものであり、ブランドの一貫性を保つための重要なツールです。


  ロゴの精緻化



実際、多くの企業ではこのようなガイドブックが存在せず、ロゴの色や形状が統一されていない場合があります。その結果、ブランドの印象がブレてしまうことも少なくありません。一方で、大手企業やプロスポーツチーム、有名な商品やサービスでは、このブランドガイドブックが何百ページにも及ぶことがあり、その内容が厳格に管理されています。これは、自社の想いやビジョンを守るための強い意志の表れといえるでしょう。

しかし、日本では、グローバル企業と比較すると、ブランディングに対する意識がやや弱い傾向があります。「なんでもいい」「こんな感じで」「いい感じで」といった曖昧な基準で進められることが多く、こうした「なんとなく」の経営が企業の競争力の弱さに繋がっている可能性もあります。ブランドマニュアルの存在は、企業のビジョンを明確化し、それを実現するための重要な基盤となります。



企業こそがブランドであり、ぶれないブランドで社会に貢献する存在に

ikiteruが、マーケティング会社でなく、ブランドマーケティング会社である理由は、ぶれないブランドをともに作り、企業が目指す方向、社会に貢献する手段や方法をともに考えたいと思っているからです。


ikiteruのブランド開発のストーリーは、ikiteruがお客様に提案・提供できることです。目の前の仕事に追われている、業務の内容がぶれている、このままではどこに向かうのか分からないなど、企業にはさまざまな悩みがあると思います。そのような企業様のブランドの再構築や新規に立ち上げる企業のブランド構築を、このように行っています。

代表取締役 安岡桜子について

一般社団法人全国葬技協会 理事。Lifortune株式会社 取締役。

1990年、神奈川県平塚市生まれ。

5歳から新体操を始め、全国大会やインターハイで団体選手として活躍するが、17歳で原因不明の右下肢リンパ浮腫を発症。大学卒業後、自身の病気を知るために鍼灸師専門学校で3つの国家資格(鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師)を取得。25歳で「不妊専門鍼灸院」を独立開業。独学でマーケティング・デザインを行う。美容機器メーカーの商品開発・マーケティングを経て、2022年、有限会社統美で、故人様に使用する保湿ミストのブランディングとマーケティングを依頼されたことをきっかけに、遺体修復や葬儀に関わり、葬儀業界のマーケターとして活動。

2024年、株式会社ikiteruを設立。

10代で治ることがないリンパ浮腫を発症したことと20代での2度の流産を経て、命に向き合う経験をする。2人の娘の母。2022年には、生前葬を体験。

株式会社ikiteruについて

「生きてる素晴らしさに気付き、周囲を照らし、喜び溢れる世界を築く」をブランドプロミスに掲げ、マーケティングや広報を行うことが少ない葬儀業界全体を広く報せるブランドマーケティング会社。

命の尊さを伝える葬儀業界を明るく元気にすることを目指す。業界内のネットワークを活かし企業の目指すビジョンを具現化するための戦略的なサポートと、葬儀業界と他業界とのハブになり葬儀業界の業界価値を上げるための活動を行う。

【会社概要】

「生きてる素晴らしさに気付き、周囲を照らし、喜び溢れる世界を築く」

会社名:株式会社ikiteru

代表取締役:渋谷桜子(安岡桜子)

所在地:〒100-0006 東京都千代田区有楽町1丁目5−2 東宝日比谷プロムナードビル 11階

設立:2024年9月

Webサイト:https://ikiteru.co.jp/




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