“働き方”で業界をリードするIT企業が社員に手厚い研修と充実の支援体制。個々に裁量権が与えられ、新しい業務にもチャレンジできる理想的な働き方で、日々成長を実感する若手社員の実像に密着
コグニビジョンは、事故車修理費見積りシステム「コグニセブン」を開発・販売しているIT企業です。事故・災害で損傷した自動車の修理を請け負ったカーディーラーや修理工場は、修理金額を算定して、カーオーナーへの提示や自動車保険会社と損害額の協定を行う必要がありますが、同システムはその見積り金額を簡単かつ迅速に算出できるツールです。最先端の機能と使い勝手の良さから、全国の修理工場や損害保険会社・共済で導入され、業界のパイオニアであると共に、リーディング企業として、自動車業界を支えています。
ただ、特定の領域で自社プロダクトによる事業を展開するIT企業と聞くと、「業界知識がないと務まらないのではないか」「ITの専門スキルがないと働くのは難しいのでは」と思ってしまう人も多いでしょう。
しかし、コグニビジョンは違います。長期間に及ぶ研修と、先輩社員や制度による充実の支援によって、知識や経験がゼロでも、新入社員や若手社員が業務を覚え、新しいことに挑戦し、日々成長を実感できる体制が整っています。現に、近年入社した社員も全く知識やスキルがない状態から、今ではチームの大事な戦力として貢献できるレベルにまで業務能力を高めています。
昨今、働き方改革をテーマに、長時間労働の是正などが叫ばれる中、コグニビジョンではいち早くワークライフバランスの整備に力を入れてきましたが、それだけでなく、こうした新入社員でも無理なく着実に自身の力を伸ばせる「働き方」ができることも、同社の存在価値となっています。
では、実際、どのような体制の中で仕事をして、成長することができているのでしょうか。2022年に入社した3年目の伊藤(いとう)と、23年入社で2年目の市川(いちかわ)の2人に話を聞き、コグニビジョンにおける働き方の実態に迫ります。
〈プロフィール〉
伊藤(いとう)(写真左)
コグニビジョン株式会社 デジタル推進部
大学時代は授業での学習の他、語学の勉強に注力。モチベーションを高めるため、レポートを提出期限より1週間早く出すことを自らに課した。語学学習はTOEICのスコア向上を目標に日々勉強することを習慣化。物事を計画的に進めることを得意とする。ワークライフバランスが整い、有休も取りすいコグニビジョンでは、平日に休暇を取ってテーマパークで遊び、リフレッシュすることもある。
市川(いちかわ)(写真右)
コグニビジョン株式会社 デジタル推進部
学生時代は教育学部で学び、授業でディスカッションしたり、課題を期日通り提出したりして学業に注力。並行してサークル活動で吹奏楽団に所属し、練習やイベントでの演奏を行うと共にアルバイトも精力的にこなし、多忙な日々を送る。そのため、スケジュール管理を巧みに行う術が身に付いた。定時退社が基本のコグニビジョンでは平日の夜も自宅でゆっくり過ごせる点が魅力という。
「コツコツ行う仕事」が計画性を重んじる自分自身の性格にマッチ
面接で受けた印象そのままの「雰囲気が良く」「働きやすい」会社
コグニビジョンの若手社員である伊藤と市川は、大学時代はともに学業に力を入れ、物事を計画的に進めたり、しっかりとスケジュール管理したりして日々過ごしてきたことが共通点です。では、そんな彼女たちがなぜコグニビジョンという会社を選んだのでしょうか。伊藤は当時を振り返り、こう話します。
「就職活動の面接では多くの企業に応募しましたが、コグニビジョンの面接官が一番柔和だったことと、私の考え方をより深く聞こうと熱心に耳を傾けてくれたことに好感を持ったのが主な理由です。こうした人たちであれば長く一緒に働けそうだと思いました。また、入社後担当するデータ作成という業務をイメージすることは難しかったものの、『コツコツ行う作業』と説明されており、計画的に物事を進める自分の性格に合うと考えたことも要因の一つです」(伊藤)
市川も、スケジュール管理が得意な自分の特性がデータ作成に活かせると考え、コグニビジョンを選んだと言います。「説明会や面接で感じた社員、会社の雰囲気がとても良く、働きやすそうな印象を受けたことも決め手となっています」(市川)。実際、入社後にデジタル推進部に配属され、日々接する先輩社員や上司の印象にギャップはなく、「何を聞いても答えてくれて、相談もしやすいため、すぐに会社に馴染むことができた」と、伊藤も市川も話しています。
しかし、課題は伊藤も市川も自動車に関する知識や、データ作成という業務に関する知識が、入社前はゼロだったことです。面接官に「入社後に着実に身に付けられるので心配は無用」と言われていたものの、一抹の不安があったというのが正直なところです。コグニビジョンでは、一体どのようにして知識やスキルを修得することができるのでしょうか。
入社して「いい意味でギャップを感じた」長期の新入社員研修
研修後も頼れる先輩社員が質問や相談を受け付け、手厚く支援
まず、伊藤が「いい意味でギャップがあった」と評価しているのが、長期にわたる新入社員研修です。デジタル推進部のデータ作成チームに配属された伊藤、市川はともに、「データ作成」という業務を中心に行っていくことになります。データ作成とは、一人の社員が自動車メーカーのある一車種を任され、事故車の修理費見積りに必要な各種パーツの価格、修理に要する作業時間情報などのデータを複雑なロジックをもとに登録していく業務のことです。1車種につき数千パーツ分行うため、長丁場となると同時に、登録するための独自のノウハウが必要になります(詳しくは、データ作成の裏側を記した過去のストーリーを参照ください)
デジタル推進部のデータ作成チームは、従来のコグニセブンをAIを用いてさらに進化させ、より簡単に見積りが行えるシステムのデータを作成しています。それらのデータは自動車メーカー向けにAI機能を搭載した専用製品である「エスパートプロ」で活用され、さらには、次世代の見積りシステムへの実装も計画されています。ただ、データ作成を行うための知識やスキルが必要なことは従来製品と変わらず、身に付けるには一定の時間が必要です。
その知識やノウハウを修得するため、伊藤の場合、入社して1年間もの間、先輩社員が付きっきりでトレーナー役を担い、徹底的に研修が行われたのです。入社が1年後となる市川のケースでは、プログラムが効率化されコンパクトになったものの、それでも半年の期間が研修に充当されています。この異例ともいえる手厚い研修によって、自動車そのものの知識やデータ作成スキルが新入社員に注入され、ゼロベースから1車種を担当できるまでに必要な能力を備えることが可能になるのです。
そして、一人前になるための支援は研修で終わりではありません。その後もデータ作成チームの先輩社員がいつでも質問や相談に乗る体制や雰囲気が社内では醸成されています。「基本的には研修で学んだノウハウを基にマニュアル通りに行えば多くの作業が完結しますが、実践となれば不明点も出てきます。そんな時、頼りになるのが先輩社員です。質問には優しく答え、困った時は相談に乗ってくれます。そうして、日々業務を行い、疑問点を解決していく中で、さらに知識やスキルが身に付き、無理のない形でステップバイステップで成長していける点が、コグニビジョンで働く上でのメリットだと思います」(市川)
伊藤も「疑問があったら躊躇なく質問することがコグニビジョンでは大事」といいます。「先輩社員はどんな質問でも受け入れて、答えを一緒に考えてくれたりします。そんな質問しやすい環境だったからこそ、自分は育つことができたのです。私も今後入社してくる後輩社員には同じように質問を受け入れたいと考えています」
市川も基本的には同じスタンスです。ただし、何でもやみくもに質問するのではなく一定のルールを守る必要があるというのが市川の考え方です。「まずは、自ら調べてみることが大前提。その上で、自身の考えや意見を持ち、『ここまで調べて自分はこう思うが、間違っていないか』『その他のアプローチはあるか』と聞くのが、互いの時間を無駄にしない適切な質問の方法だと思います。質問がしやすい環境だからこそ、こうした最低限のマナーをわきまえることが重要だと考えています」(市川)
新人でもスケジュール管理を行い、責任感を持ってデータ作成
新しい業務に挑戦し、マルチタスクで仕事ができる点も魅力
研修や支援が充実する一方で、自らコントロールしながら自分自身を磨ける方針があることも、新入社員や若手社員にとって利点となります。その一つが、1車種を任された場合、どのような日程でデータを作成していくか、スケジュール管理も同時に託されることです。
「データ作成に1日に費やせる時間はこれくらいで、この時期は他の業務で忙しくなるから少し作業が難しくなり、ここで遅れた分を取り戻し…といった具合に最初にスケジュールを立てて上司の了解を取ります。自分で作った日程なので、責任感を持ってやり遂げようと思える点がポイントです。私は元々計画的に物事を行うのが好きなので向いています。また、イレギュラーなことが起こって進行に問題が出始めたら、その都度報告、相談し、アドバイスをもらい、人員の補充や締切の調整などをしてもらうことも可能なので、その点でも安心です」(伊藤)
加えて、主業務のデータ作成だけでなく、効率化や情報発信など他の業務に積極的にチャレンジできることも、同社ならではの働き方の一つです。伊藤は、繰り返し作業の自動化や複雑な計算の簡略化が行えるExcel VBAをデータ作成に役立てるタスクを担当しており、業務として一定の時間、必要なプログラミング言語を勉強したり、テストした上で実装したりする作業が行えるようになっています。実際、データ作成のプロセスに組み込み、作業効率が大幅にアップしたケースもあります。「データ作成を極めることも大切ですが、Excel VBAという汎用的に使えるスキルを身に付けることも重要です。私は書籍を読んで、実践するという自分に合った方法で挑戦しています。やる気さえあれば新しいことにチャレンジして、自分の能力を伸ばせる環境がここにはあります」(伊藤)
市川も、主業務とは別に、社内掲示板にデータ作成の進捗状況を報告する業務を担当しています。「報告の見せ方やデザインは私に裁量があり、ある程度自由に変えることができます。データ作成とは全く違ったスキルが求められ、アイデアを考えて実装する楽しみがあります。ずっとデータ作成ばかりしているのではなく、異なる性質の業務を行うことは仕事をする上での刺激となり、自分の長所を見つけたり、活かしたりする機会にもつながります。こうして、マルチタスクで仕事ができる点も、コグニビジョンの働き方の醍醐味です」(市川)
さらに、自分をブラッシュアップするために、会社の助成で社外研修の受講や資格取得ができる制度もあります。市川は入社後、隙間時間を利用してITに関する勉強を重ね、基礎的知識を証明する「ITパスポート」の国家試験に合格しています。伊藤は自己学習によってExcel VBAを勉強していますが、社外研修で学べる制度もあります。「頑張って自己研さんしようという気持ちに応えてくれるのがコグニビジョンです。私もモチベーションが高まっており、Excel VBAの学習と実践を続けながら、今後は他のプログラミング言語にもチャレンジしたいと思っています」(伊藤)
自分が担当した車種に愛着がわき、やりがいを感じる日々
コグニビジョンだからできる「成長を実感できる」働き方
こうして、日々少しずつ知識やスキルを重ね、成長を実感している伊藤と市川。コグニビジョンでの仕事のやりがいを次のように話します。
「私は年間5~6車種を担当しますが、この仕事で良いと思う点は、無事にやり終えた時に達成感があることです。自分でスケジュールを立てて進めていった結果、期日通りに完了できた時の喜びは何度味わっても格別です。こうして年間に何回かゴールという区切りがあることによって気持ちを切り替えられるのは、やる気を維持する上でも有効だと考えています」(市川)
「1車種を任された後、情報がゼロだったところから調べ始め、最後はアプリを自分で動かしてテストする工程まで行うことで、その車種に対して何とも言えぬ愛着がわくようになります。その車種が公道を走っているのを見ると『あれは私がデータを作った車だ』と思って、ほほえましく目で追いかけてしまうほどです。そうして日常目にすることも多い自動車を対象に仕事をしている点も、やりがいにつながる部分だと思います」(伊藤)
そうして、今ではすっかり車への興味が深まっている伊藤は「入社前に自分がこれほど熱を入れて打ち込むようになるとは思ってもいなかった」と当時を振り返ります。その上で、これから就職活動を迎える学生にこうメッセージを送ります。「私は就職活動の時、果たして自分にこの仕事が務まるのか、疑問に思いながら応募しましたが、今は、入社して本当に良かったと実感しています。これほど風通しが良くて、コミュニケーションが取りやすく、マルチタスクの中で色々なことに挑戦できる会社はあまりないのではとも思います。安心感を覚えながら自己成長できる環境だと考えています」(伊藤)
一方、市川も次のように話します。「コツコツと作業や仕事を進めていきたいという人は世の中に一定数いると思います。私もその一人ですし、学生の方々の中にもそれが得意という人はいるのではないでしょうか。そして、さらに、新しいことに積極的に取り組んでいきたいという人を支援するのもコグニビジョンという会社の特徴です。一歩また一歩と、成長を実感しながらキャリアを積んでいきたい方であれば、ぜひ私たちの一員に加わり、活躍していただければと思います」(市川)
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