花總まり 約20年ぶりの中国扮装は「楽しみで仕方ない」 人気マンガ『応天の門』昭姫役に「面白そう、やりたい！」と意欲

――初舞台から33年、第一線で活躍を続けるうえで、美と健康に欠かせないものは何ですか？

食べて、運動して、寝る。1つには絞れないですね。食べるだけだと太りそうな気がしますけれど、運動すれば「食べても平気。動いてるから！」と思えますから（笑）。

運動は主に、パーソナルトレーニングやコアトレーニングをしています。やっぱり動くと元気になりますし、体がしっかりしてくると、今まで大変だった動きがそんなに大変だと感じなくなります。あとは私の場合、寝ないと体調を崩してしまうので、しっかり寝るようにしています。

――宝塚時代の雑誌インタビューでも「毎日8時間は寝るよう心がけています」と答えていました。

寝るの早いんですよ、私（笑）。

――普段、何時頃に寝ていますか？

いつも本当に早くて、21時ぐらいには布団に入っていたいです。21時半〜22時までには寝なきゃ！みたいな。朝はだいたい6〜7時くらいに起きます。

遅くまで起きている日もたまにありますが、それが続くと体力が持たないので、よっぽどの時だけです。オリンピックでどうしても見たい種目があるとか。それこそ『ブラックペアン』もリアルタイムで見て、終わったら「22時になっちゃった！早く寝なきゃ！」という感じでした。

――最近ハマっているものを教えてください。

ちょうど今、スパイスカレーにハマっています！去年、南インドに行ったのですが、そこで食べたインドカレーが美味しくて。やっぱり日本のカレーと、スパイスが全然違うんですよ。カレーは食べると元気になるので「スパイスを摂りたい！」と思うようになって、最近、週1回はカレーを食べています。

――好きな種類のスパイスはありますか？

辛すぎるものや、スパイスが効きすぎているものはちょっと苦手ですが、だいたい何でもイケます。お店でいただくことがほとんどで、自分で作ったり、専門的に突き詰めたりしているわけではないですが、スパイスにどんどん興味が湧いています。

この前も、気になるスパイスをいくつか買ったので、サラダなど普段の食事にかけて食べています。

――最後に、公演を楽しみにしている皆さんへメッセージお願いします。

きらびやかな平安の世に渦巻く怪事件を、道真と業平がタッグを組んで解いていきます。コミックファンの方もそうでない方も、必ず楽しんでいただける、期待を裏切らない舞台をお見せすることができると思っておりますので、ぜひ楽しみに観にいらしてください。

撮影：河井彩美
ヘアメイク：松田美穂（アルール）

舞台『応天の門』
2024年12月4日〜22日／明治座

原作：灰原薬『応天の門』（新潮社『コミックバンチKai』連載）
脚本：桑原裕子
演出：青木豪
出演：佐藤流司、高橋克典／中村莟玉、高崎かなみ、本田礼生、白石隼也、坂本澪香／青山良彦／八十田勇一、若狭勝也／篠井英介／西岡德馬／花總まり（特別出演）　ほか