小倉智昭 “老々介護”を2ヵ所で行う別居中の妻に感謝「自分のことはなるべく自分で」自宅での闘病生活ルーティン

小倉智昭さんが「家族ぐるみの付き合い」だというEXILE HIROさんから経営者としての本音や哲学を聞き出した感想、そして近況や暮らしぶりを軽快な“小倉節”で明かしました。

約50年の芸能生活で培った「話術」で今、話題の人物を直撃する特別トーク番組『小倉ベース』が2年ぶりに復活！11月23日の放送では、小倉さんのアイデアと趣味がつまった「小倉ベース」にEXILE HIROさん、俳優の松本若菜さんをゲストに迎えてトークを展開し、小倉さんにしか聞けない様々な話題で盛り上がります。

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めざましmediaでは、旧知の間柄のEXILE HIROさんとのトークを終えた小倉さんにインタビュー。およそ1年ぶりだというEXILE HIROさんの印象、そして腎盂ガンの闘病中でもある小倉さんの近況について聞きました。

――EXILE HIROさんとのトークがとても盛り上がっていましたが、聞きたいことはすべて聞けましたか？

HIROとは、なかなかじっくりしゃべる機会もないからね。去年6月に、2時間くらい『オールナイトニッポン』でしゃべったんですけれど、それ以来かな。僕も芸能界にいる人間ですから、総合エンターテインメント企業の社長としてのHIROという人間に興味があるし、自分も経営者の片っ端（ぱし）にいるから、彼の経営理念にも興味があるので。

HIROは出会った25年前は、たどたどしくて今みたいにうまく話せなかったの。「本当に社長やってて大丈夫なんだろうか？」という目で僕も見ていて、いろいろなアドバイスもさせてもらったけれど、その頃に比べると本当に饒舌になったし、経営者として責任を持つとこんなに変わるんだろうかというのを今日は一番感じたね。うん、面白かった！

――会社の戦略や展望、コロナ禍での経営難など、小倉さんだからこそHIROさんも答えてくれた突っ込んだ内容が満載でした。

飯食いながらだったら「何億円損した」とか言えるけれど、テレビだとそこまではやっぱり言えないんだよね（笑）。HIROとも仲が良いけれど、僕は（HIROさんの妻の上戸）彩ちゃんとホットラインがあるから、HIROも言われちゃ困るような話を含めていろんな話聞いているし。HIROに話したら、「そこまで繋がってるんですか？」と驚いていたけどね。

――上戸さんは特番になった『小倉ベース』の記念すべき第1回のゲストでした。その際にも家族ぐるみのお付き合いをしていると語っていました。

いろいろあった時期もあったようだけど、これだけいいカップルでもそうはいかないっていうんだから難しいよね。でも、HIROはすごくいいパパしてると思うよ。彩ちゃんはすごくいい子でね、昨日もメッセージをやり取りしていて、「明日はよろしくお願いします。自分が先に小倉さんの家に遊び行きたかった」と言ってました。

――今回お話をしてみて、改めて感じたHIROさんの魅力を教えてください。

HIROの魅力はやっぱり叩き上げなところ。やんちゃしてダンス踊ってた人がさ、J Soul Brothers（ジェイ・ソウル・ブラザーズ）を作って、そのグループがうまくいってEXILEに発展するんだけど、EXILEになってチャートで1位を取るまでにはすごく時間がかかったんです。

それを僕は知ってたので、当時司会をしていた『とくダネ！』で、「なぜこのグループがトップになったのか」という話をしたら、それを彼らが見ていたみたいで、「なんで小倉さんはあんなにJ Soulのことを知っているんだろう？」って。それで「会いたい」って言ってきたから、友達になっちゃったみたいな。僕はダンスをしないし、彼も司会をやるわけじゃないけれど、HIROとは気持ちが通じ合うんですよね。

――エンタメの知識が豊富で、慧眼を持つ小倉さんに褒められたことがうれしかったのでしょうか。

あの頃は僕の番組も絶好調だったから。そこで取り上げるとCDが爆発的に売れるなんていう伝説もあったくらい。でも、HIROの場合はそれを利用するという感じでもなくて、僕が音楽をものすごく好きで詳しいから、いろいろと相談してきたんだろうと思うけどね。