11年前の副総理暗殺事件の犯人は？千寿（反町隆史）が再捜査の先で知る加勢（中村俊介）の思い＜『オクラ』第6話完全版＞

事件当日の防犯カメラ映像には、石田が庭に何かを捨てているような姿も映っていた。だが、何か腑に落ちない千寿。

「HIDE&SEEK」のファイルでも、以前は弾かれていた高見の情報が数ヵ月前からヒットするようになっていた。改めて石田の映像を見直した千寿は、その動きを見て何かに気づき…。

千寿は、スポイトの偽造をしていた科捜研・井伏愁（観月ありさ）に連絡し、高見ではなく別の人物の指紋を付着させるよう依頼。出来上がった証拠品を、料亭の庭に隠す。

ところがオクラメンバーたちが料亭を捜索すると、なぜか千寿が仕込んだものではないスポイトが発見された。

千寿は加勢を呼び出し「お前がすり替えたのか？」と問いかけた。しかし、加勢はとぼけて答えない。

そんな加勢に「今ならまだ引き返せる」と告げる千寿。すると加勢は、もう行くところまで行くしかない。俺を止められるとしたら明日香だけだ」と返した。