梅宮アンナ:

無事に手術が終わりました。
目が覚めてたら終わっていた状態で…

ステージ3aの乳がん闘病中の梅宮アンナさんがきのう、右胸の全摘手術を終えた事を報告。

ノンストップ!では、その手術直前、アンナさんが手術室に向かう時の様子や、手術後、病室に寝た状態で今の思いを語るアンナさんの様子を放送しました。

5月にがん判明…「今の私にしかできないこと」SNSで発信続ける

手術前にはカメラに「今の私にしかできないことって何だろうってずっと考えていて。よくも悪くも影響力があるんだったら私やらなきゃいけないなと思って…」と語っていたアンナさん。
8月に乳がんであることを公表してから、闘病についてSNSや様々なメディアで発信し続けています。

梅宮アンナ(10月26日収録):

父ががんで若い頃にがんをやって、私もきっと(がんに)なるんだろうなってすごく思っていて。不思議と(がん告知にも)びっくりしなかったんです。私の場合はなかなか自分で発見できないような種類のがんなんですね。もう気付いた時には、ステージ3。

今年5月、シャワー後に右胸だけが急に小さくなっていたことから異変に気付き、その後痛みも伴ったことから病院で検査したところ、がんが判明。

診断は「浸潤性小葉がん」。ステージ3a。

このときすでに、右脇下のリンパ節に転移していました。

そして8月。

自身のSNSなどで乳がんであることを涙ながらに公表。

この時点では抗がん剤治療に取り組んでいました。

梅宮アンナ(10月26日収録):

前半4クール抗がん剤が終わって、次の治療にいく矢先に肺炎になって。でもがんは小さくなったんですね、リンパも。

当初、すべての抗がん剤治療を終えてから手術の予定だったといいますが、がんが小さくなったことで今回の右胸の全摘手術に至ったといいます。

右胸全摘より「髪の毛なくなるって考えられなくて…」

Q:胸を取るということに関しての何か恐怖とか喪失感はありましたか?

梅宮アンナ(10月26日収録):

私の場合はここ(右胸・リンパ)全部もうがんなんですよ。そうなっちゃうと気持ち的に「早く取ってくれ」ってなっちゃうんですよね。

爆弾抱えて生活しいてる状態なので「あ!この胸が大事!」じゃなくて「もう早く、早く体から切り離さなきゃ」っていう気持ちに、やっぱりなっちゃったんですよね。
一刻も早く取らないと、やっぱり命に関わってくる状態なので、本当にやっぱり痛いんですよ。

右胸を全て取ることに恐怖感や喪失感はないと語るアンナさん。

また、切除により失われる乳房をできる限り取り戻すための再建手術については

梅宮アンナ(10月26日収録):

再建とか、いま胸を本当にリアルな状態に作れる技術があって、でも、なんか、いらないなって思ったんですね、自分は。

一度がんになると、ずっとお付き合いしていくことを考えると、何カ月に一回とか検診があって…ってなったら、作ったら邪魔かなと思って。

生きるために、胸に未練はない。

そう語る一方で、アンナさんが恐怖を感じたというのが…

梅宮アンナ(10月26日収録):

「抗がん剤だよ」と言われて、「髪の毛抜けちゃうんですか?」と、一番最初に聞いた言葉だったんですよね。

皆さんそれぞれ自分の優先順位や価値観は色々あって、

私は髪の毛に、すごく命をかける勢いの髪型とか、本当に笑っちゃうかもしれないけど、すごく髪型を意識して生きてきてたので、その髪の毛がなくなるってもう考えられなくて…。

もうどうしようって、髪の毛がなくなるぐらいだったら抗がん剤やりたくないと思ったくらい、怖かった。

アンナさんにとって、髪の毛を失うことの方が怖かったといいます。

きのう手術直後「ほっとしています」

そしてきのう、迎えた手術当日。

手術直前、直後の様子を、マネージャーとアンナさん本人が、カメラに記録していました。