綺咲愛里&中村麗乃も、最後の公演に感慨ひとしお
2013年からオーナー役で出演している前田美波里さんは「来てしまったんですね、11月が。せつない思いでいっぱいです」と寂しそうな表情。
一番の思い出を聞かれ、「光一さんと一緒に踊れることですね。この年齢(76歳)になりましてもこんなに素敵な王子様と毎日踊れるんですよ。だから、若くいられる」と瞳を輝かせると、すかさず堂本さんが「もうすぐ46歳なのに王子っていうのもね。早く王様になりたいです」と苦笑い。
前田さんは「(王様になるのは)『SHOCK』を卒業してからにしてください。私のためにも、まだ王子様でいて」とラブコールを送りました。
最後の公演でヒロイン・リカをダブルキャストで演じるのは、綺咲愛里さんと中村麗乃(乃木坂46)さんの2人。
綺咲さんは「本当に最後が来てしまったんだなと。最後の稽古場、最後の舞台稽古、そして、今日が最後の初日。今、改めて身が引き締まる思いでいっぱい」と感慨深げにコメント。
中村さんは「昨日の公開稽古を客席で見させていただいたのですが、出ているときより見ているときのほうが“最後”を実感しました。最後の公演をいい時間にできるように、精一杯頑張りたいです」と意欲をにじませました。
『Endless SHOCK』の根底に流れる「Show Must Go On」というテーマについて、改めて堂本さんは「ショー部分の最後の『夜の海』という曲で、ライバル・タツヤのセリフに『コウイチは消えることを知りながら、今も走り続けている』とあります」とセリフに言及。
「幕を開けたらそこにはお客様がいる。後ろを振り返ればこんなにも素晴らしい仲間たちがいる。オーケストラピットの下には素晴らしい音楽家の皆さんがいる。袖を見渡せばたくさんのスタッフがいる。その皆さんのために頑張ろうっていうことがすべてじゃないかな」と力を込めました。
また、最後に堂本さんから「『SHOCK』において欠かすことのできない振付師のトラビス・ペインとステイシー・ウォーカーが今回の公演のために来日してくださったのですが、稽古をお見せしたら、みっちりレッスンが始まってしまいました」と苦笑い。
そんな裏話を披露しつつ、「トラビスとステイシーは自分がステージに立つことへの自信をくれた人たちですから、2人が来てくださってとてもうれしかった」と感激しました。
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