一緒のお風呂も、そして別々のお風呂も、親子の会話のきっかけに。ママのリアルな目線から、「マー&ミー ボディソープ」に込めた想い
2018年に、ヘアケア市場では珍しいママと子どもが共用できるブランドとして誕生した「マー&ミー ラッテ」。2024年2月に、新商品のボディソープを発売しました。
「マー&ミー ラッテ」誕生時からブランドを率いるブランドリーダーの綿引さんは3人の子育て中、ボディソープの研究開発担当の佐々野さんも2人の子育てをするママです。ママならではのリアルな目線を活かして商品開発に携わる2人が、どのような思いでブランドを立ち上げ、ボディソープ誕生に至ったのかなどのエピソードを語ります。
(左から 研究開発担当:佐々野、ブランドリーダー商品開発担当:綿引)
わたしにも、こどもにも、うれしい。「We目線」のブランド誕生秘話
「ブランド誕生当時の市場では、ボディソープは親子共用で使えるものが多いことに対し、シャンプーは『親子で使える』と選択できる商品が少なかったんです。そこで実際の親子の“シャンプー事情”を調べてみると、髪や地肌にやさしいイメージのシャンプーを親子で共用する方と、ママが気に入っているものをそのままお子さんにも使わせている方の2つのパターンに分かれました。
それと同時に、どちらの方もなんとなく小さな違和感を抱いていることもわかりました。家族シャンプーを使っている方は使い心地や香りの面で物足りなさを感じていて、逆に自分のものを使わせている方は『本当に子どもに使っていいのかな?』というもやもやした気持ちを抱いていたんです。
私自身は、ベビーソープを卒業後は自分用に気に入っていたシャンプー(いち髪)を使わせていました。それまでは当たり前だと感じていましたが、調査を進める中で、その小さな違和感に子どもを想うママたちの本音があることに気づきました。そこで『マー&ミー ラッテ』の開発をスタートしたんです。ブランドコンセプトは『わたしにも、こどもにも、うれしい。』。ママ自身(I)のためだけでもなく、子ども(You)のためだけでもなく、親子(We)にとってうれしいことが大前提のブランドです。」(綿引さん)
ママと子どものことを考え抜き、「泡」にこだわったボディソープ開発
「実はブランド立ち上げ当初から、ボディソープの構想もありました。ヘアケアアイテムの発売後、お客さまから『ボディソープもほしい』というお声もいただいており、それにお応えして、本格的にボディソープの開発に取り組むことになりました。
ボディソープはすでに家族向けをうたった商品があり、既存商品との違った価値創出が難しい点がヘアケア商品との大きな違いです。お客さまから求められているとはいえ、『本当にマー&ミー ラッテで出す必要はあるのか』というところから検討を始めました。」(綿引さん)
「それでも開発に至ったのは、『We目線の商品は少ない』が理由でした。これまで携わってきたボディケアアイテムの目線は、購入するママ、つまりI目線なんですね。開発側もこれまでは、重視するのはママ目線だと認識して取り組んできました。しかし、マー&ミー ラッテの目線は『We』です。そのため、開発する際にもお子さんの視点が入りました。お風呂でのお子さんの様子やボディソープの使い方を聞いて、商品開発に活かしていきました。
実際にママやパパに話を聞くなかで見えてきたのは、『泡タイプのボディソープを使っているけれど、子どもがポンプを必要以上に押し続けるからすぐになくなってしまうのが嫌』『肌に乗せることは楽しんでいても洗い流しに無頓着だから、ちゃんと流せているのか心配』といったお悩みです。我が子との共通点も多く、どこのお子さんも同じだなあと思いました(笑)。
その気づきから、「1度だけ押せば全身を十分に洗えるだけの泡を立たせること」「無頓着な子どもでも簡単に洗い流せ、いつまでもぬるぬるすることのない泡にすること」を目指して開発に取り組みました。これから使っていただきたいユーザーさんのお声にママとして共感できるからこそ、自分の感性を信じて作ることが出来ました。」(佐々野さん)
「今回のボディソープで特にこだわったのは『泡の質』でした。ママたちから『泡』に関する話が多く寄せられていたこともあって、使いやすさと使い心地の両面で、どれだけ感動的な泡を作るかにこだわりたいなと思ったんです。」(綿引さん)
「これまでにもたくさんのボディソープの開発をしてきましたが、綿引さんの泡への情熱は過去にないレベルでした。こちらが『これぐらいかな?』と思ったものに対して『もうちょっともちもち感のある泡にしたい』と妥協しなかった姿が1番印象に残っています。その情熱に引っ張ってもらい、本当に良い泡ができたと思っています。」(佐々野さん)
「そんな泡にこだわったマー&ミーのボディソープは、泡で出てくるタイプと同時に、液体タイプも用意しました。『マー&ミー ラッテ』を使い始めるお子さんの年齢を考えると、使いやすいのは泡タイプでしょうし、社内からも『泡タイプだろう』と言われました。佐々野さんのご尽力により、こだわりの泡が出来上がりましたが、ボディソープユーザー全体でみると、多くが液体タイプを使っていますし、お子さまの年齢によって、液体タイプへスイッチしているご家庭も多いことがわかりました。しかも私個人の好みとしては、実は液体派なんです(笑)。だから両方作りたいと思ったんです。
泡タイプが主流のベビーソープから、まずは泡タイプの「マー&ミー ボディソープ」で親子共用にステップアップ。その後、子どもの成長に合わせて液体タイプに移行するなど、ライフスタイルの変化や好みに応じて使い分けていただけます。
液体タイプは泡立てる必要がありますが、できる泡はより濃密な質感なので、よりしっかり洗いたいときに向いています。ただ、本当に泡にこだわって作ったので、泡タイプもご満足いただけるはずです。私自身、今回の商品を通じて『楽だし、泡タイプもいいな』と見直しています。」(綿引さん)
「泡の気持ち良さに関して、使ってくださった方から『子どもが“泡が気持ちいい”と言って使っています』と感想を寄せていただいたんです。子どもは気持ち優位で動くことも多いため、『気持ちいいから使う』というのは本当にうれしいことだなと思いました。綿引さんの泡への情熱が、ちゃんとお子さんに伝わっているなと思いましたね。自分でも使ってみて、泡もちの良さを実感しています。ぜひ試してみてほしいです。」(佐々野さん)
「さらに、小さなお子さんでも押しやすい軽いポンプなので、3歳頃から『自分で押す』楽しみも体感してもらえます。香りは、ヘアケア商品で人気のアップル&ピオニーの香りで、我が家の子どもたちも気に入っているようです。」(綿引さん)
等身大のママ目線。2人が考える今後のマー&ミー ラッテの展望
「ブランド誕生当初、我が家は1番下の子どもが3歳でした。そこから子育てと共にこのブランドに関わることができて、幸せだったなと思います。サンプルを持ち帰って子どもたちに使ってもらい、『香りはどうだった?』『泡は?』とやり取りできたのもいい思い出です。マー&ミー ラッテがなかったら、子どもたちとの関係も今とは違っていたのかなと思います。今後も、もっとママのマストアイテムづくりに携わりたいですし、『親になったらマー&ミー ラッテだよね』と思ってもらえるブランドに育てていきたいです。」(綿引さん)
「マー&ミー ラッテを手に取ってくださる方の中には、新米ママさんも多いでしょう。ママたちのご意見やご要望も時代によって変わるでしょうから、その時に応じて、商品に採り入れていきたいと思っています。あとは子どもの年齢に応じた商品展開もしてみたいです。子どもが思春期に入ると、ニキビなどまた新しい悩みが出てくると感じているので、成長に合わせた商品も作っていきたいです。マー&ミー ラッテを使うママたちと、私も一緒に次のステージにいきたいなと思います。」(佐々野さん)
お風呂タイムが、少しでも子どもと楽しめる時間になるように、お手伝いできるブランドに
「子育て中の親にとって、夕方から夜は1日で最も忙しい時間帯のひとつです。子どもとのお風呂タイムを楽しむ余裕もなく、「やるべきこと」として必死にこなす感覚という方も多いでしょう。私もそうした時期を過ごしてきた1人です。私は一緒に入る時期を卒業したとき、『やったー!』とほっとしたのが本音だったんです。お風呂タイムが今は作業や苦痛というママたちにとって、少しでもほっと一息つける時間や楽しいと思える時間になるよう、マー&ミー ラッテを通じて実現できたらありがたいなと思っています。」(佐々野さん)
「お風呂に一緒に入れる期間は限られている一方、そこが本当に忙しい期間でもあるんですよね。『泡が気持ちいいね』など、会話のきっかけをつくったり、少しでもゆとりをもつことができる商品をお届けできたらなと思っています。
あと、私が思っているのは、一緒のお風呂タイムが終わっても、子育てはto be continueで、まだまだ終わらないということです。私は上2人の子どもたちとはもう一緒にお風呂に入ってはいないのですが、子どもが1人でお風呂に入るようになっても、同じ香りのボディソープを使っていることで、『あ、ちゃんと洗っているな』と思えたりするんです(笑)。子どもが成長しても、親子関係が素敵なものになるといいなと、自分にも皆さんに対しても思っています。」(綿引さん)
親子一緒のお風呂タイムも、成長して別々になったお風呂タイムも、「マー&ミー ラッテ」が親子の会話のきっかけになりますように。親子に長く愛されつづけるよう、これからもブランドを育んでまいります。
【プロフィール】
● 綿引志帆
クラシエ株式会社(ホームプロダクツカンパニー)
ヘアケアマーケティング部 ブランドリーダー商品開発担当
3児を育てるママ
● 佐々野恵育
クラシエ株式会社(ホームプロダクツカンパニー)
ビューティーケア研究所 研究開発担当
2児を育てるママ
お客様からのお問い合わせ先
クラシエ株式会社 ホームプロダクツお客様センター TEL:0120-540-712
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