ミライで活躍するのはキミだ!「ワタシの成長ストーリー」〜誠実さと優しさに秘めた「強くしなやかな心」の秘密とは?~
ネットイヤーグループは若手IT人材の育成に力を入れています。日本国内では2030年に約45万人以上のIT人材が不足すると指摘されています。そのため、世間にはプログラミングスクールやオンライン教材などが普及し、誰もが簡単にITスキルを身につけられる環境が整いはじめています。一方で、十分に学習したとしても、業務未経験という理由から正規雇用に至らない、あるいは志望する業務とかけ離れたキャリアを紹介・斡旋される、などが問題となっています。
この状況においてネットイヤーグループは、IT・デジタル人材育成に豊富な実績とノウハウを持つLULLとの協働でIT業界未経験の人材のリスキリングを支援し、彼らが成長・活躍できるフィールドを提供しています。
社会問題化するIT人材不足解決に向け、若手IT・デジタル人材育成プロジェクト始動
今回は、LULLからネットイヤーグループにジョインし、約1年半にわたってクライアントのUXデザインやサイトディレクションに携わっている若手人材の早川由美加(はやかわ・ゆみか)さんにインタビューを行いました。異業種からの華麗なキャリアチェンジを果たした彼女が鮮やかに描くミライへの成長ストーリーをご紹介します。
※前回のインタビューはこちら
#01 ミライで活躍するのはキミだ!「ゲンセキ・インタビュー」
~いまは何者でもない平凡な僕がミライのエースを目指すことになったワケ~
◆自由な雰囲気とカジュアルな社風に安心感を持てた◆
Q.現在はフルリモートでお仕事しているようですね。仕事とプライベート、オンオフの切り替えは大変じゃないですか?
仕事はそれなりに忙しいですが、休みたいときにしっかり休暇は取れますし、バランスよくお仕事させていただいてます。
LULLからネットイヤーグループへ来る前は「環境が変わったら大変かも?」と思ってましたが、自由な雰囲気やカジュアルさがとてもLULLと似ていて、すぐ馴染んじゃいました(笑)。
服装や髪色に関しても、ぜんぜん堅苦しくなく比較的自由なカルチャーなので、とても居心地が良いですね。細かなことかもしれませんが、日々仕事に向き合うため「自分のテンションが自然に上がる」ような環境って私たちの年代にはとても貴重だと思ってます。
Q.担当している業務や領域面での変化はありましたか?
業務内容は一気にレベルアップしましたね。今までの仕事が簡単だったとか、楽だったわけではないんですけれど、これまで経験したことのない領域を担当できていることにやりがいを感じています。
例えば、前職では少人数のチームでリーダー的なポジションだったのですが、今の案件に入ってからは、小さなチームがたくさん存在するとても大規模なプロジェクトに参画させていただいてます。
複数のチームが効率よく動いているのでディレクションする側の私も全体像を把握しながら業務を進めて行く必要があります。そういった意味で、これまでの経験以上のことを任せていただけているので、自分自身も成長している実感があります。
◆メンバーと「会話」ではなく「対話」を重視するようになったワケ◆
Q.「チームの力を引き出す」という部分で何か気を付けていることはありますか?
まず第1に、みんながやりやすい環境を作ることを意識しています。何か言いたいことが言えなかったりとか、誰かで調整が止まっちゃってるとか、そういう状況はなるべく作らないようにしてます。
大切なのは「雰囲気づくり」ですね。自然と会話やコミュニケーションが多くなるイメージを心がけてます。そもそも、私自身があまりカッチリした雰囲気を作りたくないと思っていて(笑)。フランクな雰囲気を感じてもらうために、たとえば「さっきちょっと元気なかったみたいだけど何かあった?」とか「いまちょっとお話しても大丈夫?」と、私から声をかけるようにしています。
私自身も環境が変わってすぐの頃に、先輩から優しく声をかけてもらってとても助かったのを覚えています。人からされて嬉しいことは、自分からも率先してやりたいといつも思っています。どんなときも「自分が素直でいること」はとても大事だな、と。これは私の中でいちばん大切にしている考え方です。
◆「誠実でいること=良い環境ができる×良い仲間が集まる」という好循環◆
Q.早川さんはもともと積極的な性格なんですか?
いえ、まったく違います。むしろ、人見知りなんです、私..。
Q.「自分の殻を破った」ってことですね。そうやってご自身が変わることができたのはなぜでしょうか?
実は私、昔は人見知りだったうえにあまり素直な性格ではありませんでした。なんとなく壁を作っているというか…。でも、いつまでもそんなことではいけないと思い、大学生くらいの時から肩肘を張るようなことを一切やめて、思ったことや感じたことを家族や友人などに素直な気持ちで接していくことから始めたんです。
そうして過ごしていたら「あれ?いつのまにか仲間が増えている気がする」と感じる瞬間があって、そこからもっと素直さや誠実さを大切にしようと思い始めました。素直な自分になったら、とても楽になったし自分を取り巻く環境も劇的に良くなりました。
自分だけでなく、他の人にも良い影響を与える好循環があると思います。その時の「自分は変われるんだ!」と考え方を変えることができた貴重な体験は今も大切にしたいですね。
Q.成功体験だけでなく「失敗から学んだ」という体験も過去にあると思います。失敗から学んだ教訓などがあれば教えて下さい。
私は「同じ失敗は繰り返したくない」という性格なので、過去に間違えたことや失敗したことは一覧表にしてまとめてました。ちょっと変わってますよね(笑)。
たとえば「失敗したこと・解決策・参考URL」をワンセットにメモしておきます。実はこれがとても有効で「あとからいつでも振り返ることができるメモ」はとても参考になるんですよ。地味ですが結構オススメですよ(笑)。
Q.そんな早川さんについて上司や周囲の方はどんな印象をお持ちなんでしょうか?
「失敗の一覧表」は今でも活用しているんですが、ある時その様子を見てくれていた上司の方が『それなに?』って興味をもってくれて、一覧表のことを思い切って説明してみたんです。
そしたら、『早川さん、それってOODA(ウーダ)ループだよね。めちゃくちゃちゃんとやってるじゃん!すごいね!』って褒めてくれたんです。私は特に意識してやっていなくて、とにかく誠実に地道にやってきただけでしたが、それが有名なフレームワークになっているだなんて知りませんでした。でもすごく褒められましたし、これまでやってきたことが認められてとても嬉しかったです。思い切ってオープンに話してみてよかったです。
※OODA(ウーダ)ループとは:
Observe(観察)・Orient(状況判断/方針決定)・Decide(意思決定)・Action(行動/改善)の頭文字をとったもので問題解決のフレームワークのこと。計画を立てるのではなく現状を分析してから意思決定・行動に移すので、現代のような正解を見つけにくい状況や環境に適応していく場合に向いている。
Q.キャリアチェンジを考えている読者の方にエールをお願いします!
人見知りなタイプの私があまり偉そうなことは言えませんが(笑)、これだけはハッキリと言えます。人は変われるし、ちゃんと成長できる。必要なのは素直さと誠実さ、あとは自分をオープンにするための「ちょっとした勇気」かな?
誰だって置かれた環境でベストを尽くせば、ちゃんと明るいミライが見えてくると思います。20代のうちは失敗から学ぶことも多いと思うので「おおいに失敗して自分が成長する糧にすればいいんだ」と割り切るくらいでちょうどいいのかもしれませんね。これからキャリアチェンジしたいという方や、新しいことにチャレンジする方を私も応援したいと思っています。一緒に前を向いていきましょう!
<編集後記>
IT業界に長くいると「この案件やプロジェクトでこういう経験をした」とか「◯◯社の大規模プロジェクトに参画した」という話をよく聞くことがあります。そういった経験は「スキルアップ」に直結するかもしれません。ですが、スキル以前にとても大切なものがあって、早川さんはすでにそれを持っていると感じました。彼女が成長することができた理由は「自分を変えよう・成長させよう」という意識をマインドセットに昇華させて、自分自身の前向きな行動の原動力に変換していることです。彼女の絶えない笑顔と優しさの中に、ビジネスパーソンとしてのしなやかな強さを感じたインタビューでした。
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<ネットイヤーグループ株式会社>
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