現在、東京・天王洲の寺田倉庫G1ビルで開催中の「ゴッホ・アライブ」は、世界6大陸で900万人を動員してきた没入型の展覧会です。
何がそれだけ多くの人を魅了するのか、アートの魅力を英語で発信しているTokyo Art Vibes∞のナビゲーターを務める佐久間みなみフジテレビアナウンサーが行ってきました。
記念すべき100番目の開催都市となった東京の会場は、アートの発信地として名高い寺田倉庫。真っ暗な巨大空間に、形も大きさも向きも様々な巨大プロジェクターが、壁から床まであらゆる場所に設置されていて、そこにゴッホの作品が投影され、ものすごい迫力です。
佐久間アナが「いい香りがしますね!」とすぐ気づいたように、会場には展覧会オリジナルのアロマが漂っていて、包み込まれるようにゴッホの世界へといざなわれます。
さらに、ゴッホの人生をたどる構成の映像に合わせた音楽が絶妙です。花が咲く映像には成長を感じさせる明るい旋律、夜空の映像には星をイメージしたピアノが際立つ曲、ゴッホの不安定な精神状態をあらわすときには激しい曲、と場面ごとに綿密に楽曲が選ばれているのです。
日本にインスピレーションを得て描いた「花魁」などの作品のところでは「さくら~、さくら~♪」です。お琴の音色のようですが、デジタルサウンドです。
順路は決まっていないので、自由に歩き回って鑑賞できます。なんと、絵の床の上も歩いてOK。「絵の上を歩けるなんてここだけですね~」と佐久間アナ。
もちろん、立ち止まってじっくり見るのもよしです。佐久間アナはそうして流れ星を見つけました。「ゴッホ・アライブ」ではゴッホの絵の一部も動くのです。