歌舞伎俳優の市川團十郎さんの長女・市川ぼたんさん(12)が、5日に行われた北陸新幹線の石川県・小松駅開業を記念した東京タワーのライトアップ式典に登場し、歌舞伎カラーにライトアップされた東京タワーを背に、舞踊を披露。

この日は雪が降っていたため、雪と舞踊の融合が趣あるめずらしい一幕となりました。

東京タワー 歌舞伎カラーにライトアップ

3月16日の北陸新幹線小松駅開業を記念した今回のイベントでは、MCの山崎怜奈さんによる「点灯!」の掛け声に合わせて、ぼたんさんが東京タワーの形を模したスイッチを押すと、会場の背後にそびえる東京タワーが点灯。

“歌舞伎の街”として知られる石川県小松市にちなんで、“歌舞伎カラー”の森田座/守田座の定式幕色(黒・柿色・萌葱)にライトアップされました。

ライトアップされた東京タワーを見たぼたんさんは「きれいな定式幕の色にライトアップされていて、雪も相まって素敵」と感激。

以前、訪れたことがあるという小松市については「とにかく景色が綺麗。素晴らしい自然が沢山あって、見ているだけで幸せになれる」と思い出を語りました。

この春から中学生に「大きな変化」

さらに、名古屋で公演中の父・團十郎さんからはビデオレターが届き、
「先代の時から小松市とは深い縁があり、今後も小松市の皆様とも交流を深めていきたい。また、今回の東京タワーを見てくださった皆さまが小松市の魅力を知っていただけたら」とコメント。

会場にいたぼたんさんも嬉しそうな様子でビデオレターを見ていました。

そして、この春から中学校に進学するにあたっての意気込みを聞かれたぼたんさんは
「小学生から中学生になるのは大きな変化だからこそ、元気で楽しい一年を過ごせるように、今からいろんなことを頑張っていきたいなって思います」
と力強く語りました。

TOKYO FM×石川県小松市「北陸新幹線小松駅開業記念 歌舞伎のまちライトアップ!」