志尊淳は“備蓄”王子！「自分でも尋常ではないと思っています」

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志尊淳さんが主演を務めるアニメーション映画「バブル」の完成披露イベントが4月7日に行われ、志尊さん、広瀬アリスさん、梶裕貴さん、畠中祐さん、千本木彩花さん、荒木哲郎監督が登壇しました。

この作品は、世界に降り注いだ泡＜バブル＞によって、重力が壊れた東京で、少年と少女の思いが引かれ合う、グラビティ・アクション・ラブストーリー。

イベントでは、フリップを使ったトークコーナーが繰り広げられました。

本作の内容にかけて「（私は）○○姫、○○王子」を聞かれると、志尊さんは「“備蓄”王子」と回答。

その理由を、「災害のための備蓄が、自分でも尋常ではないと思っています。一番びっくりされるのが飲み水が500リットル、簡易トイレが200個、最強の懐中電灯が10個、モバイルバッテリーが20個、それらを4つのバッグに分けています」と説明。

これに対し梶さんが「志尊くんの家が避難所じゃないよね！？」と反応すると、志尊さんは「ウェルカムです！」と笑顔で返しました。

また、志尊さんは「災害は備えることでしか、安心を得られないので。（バッグは）車に置いておいたり、自分で持っていたりと、どこで災害が起こるかわからないので、思いつく限りのことはしています」とコメント。

広瀬さんは、「“家族依存”姫」と答え、「うちはワンちゃんがいるんですけど、ワンちゃんがいないと生きていけなくなってしまいました。仕事で忙しくて預けたりするんですが、家に帰って1人だと泣いてしまいます。それくらいワンちゃんに依存しています」と明かしました。

司会から「では、今日も早く帰りたくて仕方がないですか？」と返されると、広瀬さんは「はい（笑）。『早く帰りたいな』と思います」と笑顔で返答しました。

梶さんは、「“人見知り”王子」と回答。「声優同士は普段からアフレコをすることがあるのですが、（本作では）志尊くんや広瀬さんなど、初めてお会いする方がいらっしゃって、めちゃくちゃ緊張しました」と説明。

続けて、「先ほど、志尊さんと取材をさせていただいたら、志尊さんはイメージ通り優しくて、お芝居の話になると熱い。人見知りの私が安心して話せる方で嬉しかったです」とニッコリ。

志尊さんは「人見知りだったんですか？全然、（そんな）感じなかったです」と驚くと、梶さんは「バレてなくてよかったです。仲良くしてください！」とオファーしました。

畠中さんは、「“コンタクトよく取れる”王子」と回答。「今日も移動しているときに右目のコンタクトが取れました。今も緊張で取れそうです」とコメント。

千本木さんは、「“妄想”姫」と答え、「独り言が多くて…。『ここでどうなったらどうしよう』とか考えちゃいます。ひとりの時にしゃべるので『あっ！今、すごくしゃべってた』と気づきます。仕事で忙しい時とか、自分に対して『頑張れ！』とか言っちゃいますね」と明かしました。

また、イベントでは本作のヒロイン・ウタを演じるシンガーソングライターのりりあ。さんが、エンディングテーマ「じゃあね、またね。」を中継で弾き語りを初披露する場面も。

＜シンガーソングライターりりあ。に初インタビュー「顔出ししない理由は…」＞

スクリーンに映し出されたりりあ。さんは、ウタ役について「初めてこのお話をいただいたときは『私に務まるのか？』という不安が大きかったです。初めての声優なのにヒロイン…。でも、荒木監督が『普段のままのりりあ。さんでいいよ』と言ってくださって。演じずに、普段の私のままアフレコが出来て、非常にやりやすかったです」と振り返りました。

これに対し、荒木監督は、「もともとは、エンディングの曲をお願いするためにお会いしたんです。話してみると雰囲気のいい方で、TikTokに投稿されている動画でも、お母さんとじゃれていたりする場面がかわいい。それを、ウタというキャラに、そのまま注入したいと思ったんです。なのでアフレコの時は、『芝居をしてくれ』というよりかは、いかにリラックスしてもらえるか（を考えた）。素晴らしい声をいただきました。ありがとうございます」と感謝しました。

そして、エンディング曲「じゃあね、またね。」を披露したりりあ。さん。

その歌声に志尊さんは「りりあ。ちゃん、最高だったよ！」と感謝。

続けて、「この曲が、映画で流れるタイミングを皆さん想像されると思うんですけど、本当にその場面は心に来るんです。（映画が）終わった後、この歌を100％口ずさみます」と断言し、「複数人で映画を鑑賞に来た人は、帰りの別れの言葉は『じゃあね、またね』って言うと思います。僕は仕事が終わりそうになると、この曲を口ずさむくらい、すごく残るんです。最高ですね」と絶賛しました。

世界に降り注いだ泡＜バブル＞で、重力が壊れた東京。

ライフラインが断たれた東京は家族を失った一部の若者たちの住処となり、ビルからビルに駆け回るパルクールのチームバトルの戦場となっていた。

ある日、危険なプレイスタイルで注目を集めていたエースのヒビキ（志尊淳）は無軌道な王令で重力が歪む海へ落下してしまった。そこに突如現れた、不思議な力を持つ少女ウタがヒビキの命を救う。

驚異的な身体能力を持つウタは、ヒビキと彼のチームメンバーたちと共に暮らすことになる。そこには、メンバーたちの面倒を見ながら降泡現象を観測し続ける科学者マコト（広瀬アリス）の姿もあった。

穏やかな仲間たちと、たわいのない会話で笑い合う日常生活に溶け込んでいくウタ。なぜか2人だけに聴こえるハミングをきっかけに、ヒビキとウタは心を通わせていく。

しかし、ヒビがとウタに触れようとするとウタは悲しげな表情を浮かべて離れてしまうのだった…。

ある日、東京で再び降泡現象がはじまった。降り注ぐ未知の泡、ふたたび沈没の危機に陥る東京。泡が奏でるハミングを聴きとったウタは、突然ヒビキの前から姿を消してしまう…。

なぜ、ウタはヒビキの前に現れたのか、2人は世界を崩壊から救うことができるのか。

2人の運命は、世界を変える驚愕の真実へとつながる―。

映画「バブル」は、5月13日（金）より、全国公開。
NETFLIX 版は4月28日（木）より、全世界配信。
配給：ワーナー・ブラザース映画
©2022「バブル」製作委員会