志尊淳週4でタコライスをデリバリー「『腹減った、頼もう、食べた』が重要」

めざましmedia編集部

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志尊淳さんが主演を務めるアニメーション映画「バブル」のMX4Dイベントが5月9日に行われ、志尊さん、荒木哲郎監督、本作でパルクールアクションの監修を務めたZEN選手が登壇しました。

この作品は、世界に降り注いだ泡＜バブル＞によって、重力が壊れた東京で、少年と少女の思いが引かれ合う、グラビティ・アクション・ラブストーリー。

本作では、ビルからビルに駆け回るパルクールのチームバトルが繰り広げられることから、イベントには、日本人男子で初めて世界チャンピオンに輝いたパルクールアスリートの朝倉聖選手、中学時代に日本王者に輝き、パルクール界で注目を浴びる現役女子高生アスリート・永井音寧選手も登場しました。

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パルクール選手が、思わず着地しそうになる体験

今回が、MX4D初体験となった志尊さん。「この作品こそMX4Dで楽しめる作品。最初は、『こんな水くるんだ、風吹くんだ』って驚きだったんですけど途中から没入感がすごかったです。アトラクションに乗っているような気分になりました」と感想を。

荒木監督も「この作品、向いてるなと思いましたね。パルクールを体験しているような感じになれて、キャラと一緒に空を飛んでる気持ちになったし、曲も相まって『（MX4Dで観るのが）1番良いんじゃないの』と思いましたね」と称賛しました。

一方、ZEN選手は「これ4D体験できたら楽しいだろうなと思っていて。つい体が反応してしまうというか、（主人公）ヒビキが跳んだときに（自分も）着地しちゃいそうになるんですね。これから観る方は、間違って回転しないようにしてください（笑）」と呼びかけました。

MCが朝倉選手、永井選手に「着地したくなる気持ち、分かりました？」と問いかけると、朝倉選手は「分かりました。MX4Dの上から降りてくる動きも相まって、体が自然に反応しました」、永井選手は「めっちゃ分かります。落ちそうになった時に自然と着地とってたりとか、パルクールしてる感がありました」と語りました。

志尊淳が明かす、声優さんのスゴさ

アフレコ時のエピソードについて、志尊さんは「事前に監督から提示されることはなく、気持ちを大事にしていて。状況ごとに、どういう気持ちなのかを理解しながら芝居することに重視しました」と説明。

「（パルクールの経験がないので）飛び越えてどういう声が出るのか、リアルが分からないじゃないですか。そこは客観的に見てもらって強弱の指導を受けました」と明かしました。

荒木監督は「後半の感情芝居の方で、音響監督から『体が作中のポーズになっている方が声を出しやすいんじゃないか』とアドバイスを受けて。マイクの位置をずっと下げてやってもらいました。そうすることで、芝居の説得力が段違いに上がり、その様子を動画で撮って、アニメーターさんに見せて、作画もそれに合わせて作成しました」とエピソードを。

志尊さんは「声優さんってスゴいのは、自分で（そのシチュエーションを）セッティングして声が出せるので。僕らの仕事では状況が違うのにセリフを発することはないんですよ。マイクの位置をズラして、僕の間でやらせてもらえたものが採用されていて、うれしかったです」と感謝しました。

朝倉選手「パルクールで渦を巻き起こす」

トークセッションでは、志尊さんから朝倉選手、永井選手に質問をすることに。

「パルクールでは、何を競うんですか？」という質問に、朝倉選手は「主にフリースタイルとスピードの2つがあり、僕と音寧ちゃんは、障害物を使って回転技を出したりするフリースタイル。技の流れや完成度で競っています」と説明。

続けて、「最近、スケボーやパルクールといったストリートカルチャーが広がってきてますけど、パルクールに関して何か野望はありますか？」と聞く志尊さんに、朝倉選手は「スケートボードやブレイクダンスなどそれぞれの種目で活躍してる人がいて、僕もパルクールの中で渦を巻き起こして、広がっていったらうれしいと思います」とコメントしました。

また、パルクールを始めたきっかけについて、永井選手は「6歳のときに友達のお母さんに勧められて、8歳から始めました」と発表。志尊さんが「怖くなかった？」と質問を重ねると、永井選手は「自分は『楽しい』が勝ってました」と微笑みました。

本作の没入体験にちなみ、登壇者が「今熱中している、ハマっていること」を発表することに。

「週4くらいでタコライス食べてます」と、食生活を明かした志尊さんは、「某アプリで（頼むと）、すぐ来るんですよ。食事は好きなんですけど、『腹減った、頼もう、食べた』が重要で。すぐ来るし、野菜も摂れるし、美味しいし」とタコライスの魅力をアピール。

MCからの「作ったりしますか？」という問いには「いいえ、しません」と即答し、笑いが起きました。

ZEN選手は「体を使って表現することで活動させてもらっているので、他の作品やジャンルからインスピレーションをもらうことにハマってます。『バブル』でもパルクールの動きが、実際よりも少し超えてくるので、それに影響を受けて『今年はどんな動きを作ろうか』と考えてました」と回答。

朝倉選手は「すごくつまらないかもしれないですけど、パルクールです。改めてパルクールに気持ちが熱くなって、より没入しています」、永井選手は「パルクールもそうなんですけど、ボルダリングやスラックラインなどにも挑戦していて、楽しいなと思います。1日ボルダリングをすると普段筋肉痛にならないところがなったり使うところが違ったり、ボルダリングの動きをパルクールのフリースタイルにも活かせたりするので」と明かしました。

最後に、荒木監督が「最近は娘の縄跳びに付き合って、二重跳びを頑張っています。30回以上できるようになって、50回目指してます」と説明すると、志尊さんは「知り合いで、縄跳びやってアキレス腱切ってる人を2人見てるので、アキレス腱だけは気を付けてください」と心配しました。