三浦透子「正直難しく感じるんじゃないかな」社会をはみ出た“家出人”の働き方に共感
1月21日(日)14時~『ザ・ノンフィクション』※関東ローカル
三浦透子さんが、学生時代に自身の支えとなった人を明かしました。
三浦さんは『ザ・ノンフィクション「家出人たちの家 ~人生をやり直すシェアハウス~」』(1月21日14時~/フジテレビ※関東ローカル)の“語り”を担当。
家出した者たちが集うシェアハウスを、1人で運営するオカさん(45)。彼の元には、さまざまな事情を抱えた若者たちが全国から集まってきます。24時間、新たな入居者を迎え入れ、“親代わり”となってそれぞれの悩みに耳を傾けます。
そんなオカさんが特に気に掛けているのが、22歳のハマちゃん。何かあるたびに飛び出しては戻り、アルバイトも長続きせず、家賃も一部しか払えません。ある日、ハマちゃんがシェアハウスから姿を消して…。
今回、当番組のナレーションに初挑戦した三浦さん。収録後に、VTRを見た感想を聞きました。
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「新たな道を」社会のレールから外れた若者に、声をかけ続け…
大都会の片隅に、家を飛び出した者たちが集うシェアハウスがあります。
月の家賃は3万円台。人生をリスタートするために、さまざまな事情を抱えた若者たちが、全国からやってきます。
都内を中心に10棟あるシェアハウスを、1人で運営するオカさん(45)の元には、入居希望者からの連絡が絶えません。24時間、新たな入居者を迎え入れ、必要があれば、シェアハウスまでの交通費も肩代わり。時には身元引き受け人として、警察に入居者を迎えに行くことも。
そこまでするのは、オカさん自身も、社会のレールからは外れた人生を送ってきたから。「ここで生活を立て直し、新たな道を切り開いてほしい」。今日も、入居者の“親代わり”となり、それぞれが抱える悩みに耳を傾けます。
そんなオカさんが特に気に掛けているのは、22歳のハマちゃん。高校卒業後、大阪の実家を飛び出し、オカさんのシェアハウスにやってきました。
しかし、何かあるたびに、飛び出しては、また戻ってくることを繰り返し「家出のプロフェッショナル」と呼ばれている存在。アルバイトも長続きせず、稼いだお金も無計画にほとんど食費に使ってしまうため、家賃も一部しか払えません。
「それでも少しずつ…」オカさんは、ハマちゃんに声をかけ続けます。そんな中、ハマちゃんが、シェアハウスから姿を消しました。今度こそ戻らないつもりなのか…。
人生をやり直すために居場所を求めてもがく、家出人たちを見つめます。
<三浦透子 インタビュー>
――『ザ・ノンフィクション』のナレーション初挑戦ですが、番組の印象はいかがですか?
母がすごく好きで、私もよく見ていました。すごくミクロな話も登場しますが、それを通して、世界の大きさを学ぶきっかけになる番組だなと感じていました。
――どんな気持ちでナレーションを入れましたか?
事前にディレクターさんとお話しして、やさしく寄り添いすぎるナレーションだと、オカさんのやさしさが伝わりにくくなってしまうので、できるだけフラットな立場で読むように心がけました。
――シェアハウスには、さまざまな事情を抱えた人が住んでいます。
私と同世代くらいの方もいましたし、実際、私の身近にも似たような境遇の方がいるので、全然遠い話ではないと感じました。私自身も、たまたま子どもの頃にこの仕事に出会って今も続けていますが、紙一重なところもあるなと思います。
――印象に残っているシーンを教えてください。
ハマちゃんはアルバイトが続かず、日雇いの仕事でお給料がその日のうちに入金されるシステムを使っていましたが、そのお金でその日暮らしをして…というのは不安定ですし、「大丈夫なのかな?」と思ってしまう自分もいました。
――ハマちゃん本人は、不安定な生活でも幸せそうでしたね。
面倒くさくてやる気が起きないとか、頼れる人がいるから甘えてしまうとか、そういう部分は“良くないところ”として、切り離して考えなければいけないと思います。
複数の人と一緒に働いたり、同じ場所に通ったりするのが苦手な人を、「イコール怠惰」と解釈するのは、ちょっと違うのかなと感じました。
どうしてもそこをつなげがちになりますけど、ハマちゃんのように、その日その日で変わる働き方であれば、真面目に頑張れる人もいますし。
私も毎日違う場所に行って、違う人と仕事をしているので、もし「明日から、毎日同じ場所へ定時に行って、決まった人たちと仕事をしてください」と言われたら、正直難しく感じるんじゃないかなと思います。
――オカさんは、たとえ家賃が足りなくても、ハマちゃんを受け止めていましたが、オカさんの印象はいかがですか?
オカさんの行動は、簡単なことではないと思います。ただ、正直なところ、そうやって優しくしてくれる人がいるから、ハマちゃんは甘え続けてしまうんじゃないかとも、少し感じました。
でも、もし皆がハマちゃんをネガティブに見ていたら、きっと彼はどうにもならなくなってしまう。だからこそ、オカさんのように寄り添ってくれる人が、この社会には必要なんだと思います。
――三浦さんにとって、オカさんのように支えてくれて転機となった人はいますか?
日々、行く現場、行く現場でいろいろな方に支えていただいて、まっとうできているというのが正直なところですが、このシチュエーションに一番近いのは学生時代かもしれません。
私は、毎日学校へ通うのがあまり得意ではなくて。高校生の頃は、毎朝、満員電車に乗るのがすごく苦しかったんです。みんな、できているのに。それが本当につらくて、学校へ行かなくなってしまった時期もありました。
そんな中でも、当時の先生にはすごく助けてもらいました。助けてもらうと言っても、“説得された”という感じではなくて、「とりあえず学校へ来たら、保健室でも行っておけばいいじゃん」みたいに、明るく接してくれたのがすごく印象に残っていて。
毎日学校へ行けないこと自体を、どうにかしようとされなかったというか。「別に変わらなくてもいいか」と思えたのは、ありがたかったですね。
――三浦さんは現実逃避をしたくなったとき、何か気分転換はしますか?
好きなものを食べる、ですね(笑)。
――ハマちゃんもよく食べて、気持ちを紛らわせているように見えました。
ハマちゃんは、見ていて少し「おいしく食べられているのかな?」と思いました。私も経験があるんですが、食べるのをやめられない時って、実はおいしく食べられていないことが多くて。ご飯を一番おいしく感じるのって、やっぱりお腹が減ったときだと思うんです。
<ナレーションの一部を先取り公開>
<予告動画>
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