東京都では花粉が例年よりやや早く飛び始めると予測しており、早めの花粉症対策や体調管理を呼びかけました。
東京都内のクリニックを取材すると、1月にも関わらず、早くも花粉症の症状が出てきたと訴える人が1月17〜18日の2日間で50人。1月としては異例の患者数だといいます。
慶友銀座クリニック 大場俊彦院長
「経験的にはちょっと早いかなと。(1月に)いきなり鼻炎の症状が出るというのは結構珍しい」
ウェザーニュースが今月8日に実施した調査によると、例年花粉症に悩む人の36%が
「すでに花粉を感じている」と回答。
東京在住の女性は例年より1カ月も早く鼻水と目のかゆみが止まらなくなったといいます。
花粉の症状を訴える女性
「毎年2月の中旬ぐらいからスギ花粉飛んでるなって思うが、今年は1カ月早く花粉を
察知している。鼻水が蛇口開けっ放しになったみたいに出っ放しで、だいぶしんどいです」
さらに東京都内の薬局では早くも花粉対策コーナーが設置。
店長「現在は1日に10人ほど鼻炎でお悩みの方を接客している。例年に比べると非常に多い」
1月にも関わらず、花粉症を訴える人が増加している背景について気象予報士は、
樋口康弘 気象予報士
「(去年)12月、そして年越ししても平年より気温が高い状態が続いていて
花粉の雄花が早い段階で成長していて、もう飛んでいる状態」
ウェザーニュースによると千葉市では1月10日にすでにスギ花粉の飛散が確認。
東京都でも例年よりやや早い2月8日から12日ごろに飛び始めると予測していますが、それ以前にも少量の花粉が飛び、花粉症の症状が出ることがあるとして、早めの花粉症対策や体調管理を呼びかけています。
スタジオ解説・井上清華キャスター
「東京や愛知、大阪、福岡などでは例年よりやや上回る予想で、北海道では例年の2倍を超える予想となっています。
花粉の飛散量が全国的に平年を上回る傾向となっている背景について、日本気象会の樋口気象予報士によると、花粉が増える3つの条件である『高温』、日照時間が長い『多照』、雨が少ない『少雨』が去年の猛暑の影響で整ったことを挙げています」
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