名取裕子さんが、芸能界における若い世代の変化について語りました。
8月27日(日)の『ボクらの時代』は、公私ともに親交のある、森山良子さん、清水ミチコさん、名取裕子さんが登場しました。
清水ミチコ「こんなに好きなんだから、ちょっとくらい大丈夫だろ(笑)」
森山さんは、自身のものまねネタをたびたび披露する清水さんに「今度、あの人にしようっていう、決め手ってあるの?」と聞きました。
清水:私の場合は、やっぱりちょっと徳が高かったりとか。存在、政治家とか、ちょっと上にいる人はやりやすい。
名取:なるほどね。
森山:ちょっとくらい(大げさに)しても、傷つかないし。
清水:(笑)。あなた(のこと)ね。
森山:私。
清水:指さしちゃった(笑)。
名取:結局、最終的に愛があって、好きじゃないと、(ものまねも)広がらないですよね。
清水:そうね。これが不思議と。だからなんか、図々しいんだけど、「自分がこんなに好きなんだから、相手がそんなに怒るわけがない」って思っちゃうの。
森山:(笑)。
清水:うちの旦那さんにそれ言ったら「それ、痴漢の理念じゃん」って。
森山&名取:(笑)。
清水:「ちょっとくらいは、大丈夫だろ」って。
ソロライブには、若い世代から上の世代まで幅広い層のお客さんが集まるという清水さん。「今、昔よりもお客さんが傷つきやすい」と語りました。
森山:お客さんが?
清水:そう、お客さんが。「大丈夫?そんなこと言って」みたいな感じで。
森山:あ、そっか、そっか。それが面白いのにね(笑)。
清水:そう。だから、コンプライアンスの時代も大変。
名取:でも、やっぱりちょっとデフォルメしてたり、毒がないと、ものまねって面白くないじゃないですか。今って、なんでもかんでも、差し障りのない方に合わせましょう…。
清水:とにかく、もめないほうに。
名取:でも、ひねりがないと面白くないよね。
森山:そうなのよね。
名取さんが「ただ、いい人で終わっちゃうと面白くない」と言うと、清水さんも「そう。やっぱりちょっと皮肉るとか、ちょっとほめ殺す」と、ものまねのこだわりを明かしました。
森山良子「お客さまは、同時代を生きた友だち」
清水さんは、森山さんに「新曲ができあがって披露するときは、やっぱり緊張するものですか」とたずねました。
森山:うーん。私、あんまり緊張しなくなっちゃったの。なんでしょうね。
清水:いいな。
森山:結局ね、生活の一部に、舞台に立って歌うということが(ある)。
清水:うん。
森山:だから、普通に、お化粧して衣装を着てステージに出ていくと、同時代を生きた友だちが無茶苦茶いっぱいいて「イエーイ」とかっていう感じで。
清水:へぇ。
名取:そうですよね。
森山:お客さまは、友だち感覚だから。みんなで楽しんでるっていう感じなので。
清水:良子さん、コンサートのときは、とにかくイキイキしますよね。
森山:そうね。
名取:すごいですよね、音域も広がって。
清水:どんどんね。普通は低くなってきますよね。
森山:らしいんですけどね。
清水:低いほうが出るって。
森山:私は少しずつ、半音でも、もう半音でも高く出るように。だから、どこまでできるのかなって。
森山さんの、自身の可能性を追求する姿に、清水さん、名取さんは感心した様子でした。
名取裕子 今の芸能界は「何足のわらじも履いてる方が多い」
3人は、若い世代を見ていて思うことにも言及しました。
清水:今の子は、ちっちゃいころからビデオ慣れしてるから、自由に自分を出せる。だから、そのせいかなと思うんだけど、ずいぶん緊張しないし、それぞれが器用。
名取:なんか今、クイズ番組とか出てても、アイドルでも高学歴とか。お笑い芸人でも、みんな一流大卒とか、そういう方とかすごく多くて。
森山:そうね。
名取:女優も、モデルだったり音楽家としてひとつ出てから女優になったり。何足のわらじも履いてる方が多くて。逆に「何もなくて、畑から抜いたばっかり。泥つきの大根です」みたいな人がね…。
清水:本当だ。出ないですね。
森山:ああ、そういえばそう。昔はそういう人が。
清水:泥つきの人いましたよね。
森山:いっぱい、いたわよね。
清水:うん。あき竹城さんみたいな人。なんか、すごい気さくな感じの。
名取:そのなまりまでが、すてきな感じだったじゃないですか。
森山:人柄も全部ね。
名取:そうそう。表してるみたいな。
清水:本当だ。今、いないですね、そういう人。
名取:私たちみたいな「昭和人」というか、そういう…。
清水:「昭和人」って言うのやめて(笑)。
森山:「昭和人」(笑)。
名取:「昭和の人だから」って言われる。
森山:でも、私は昭和が一番楽しくて。
名取:いいですよね。
森山:濃厚で面白いと思う。
名取:そうですよね。
清水:確かに、面白い。
森山さんは「物はなかったけども、だんだん豊かになっていくなかで生活していって、そしてバブルになって」と振り返り、3人は子どものころに遊んだ「ゴム跳び」や「馬跳び」などを懐かしみました。
森山良子 変化する音楽への向き合い「最後の伸びしろまでやってみようかな」
森山:みんな、それぞれ年輪を経て、楽しみっていうか、ね。
清水:そうですね。確かに、年とったほうが生きてて楽しい。(若いころは)やっぱり、すぐ傷つくよね。今から考えたら、なんであんなちっちゃいことに悩んでたんだろうっていうようなことも多かったし。
名取:いろいろあるんだけど、やっぱり、引きずっちゃうとね。
森山:私も一時、あったわね。80年代くらいに音楽が全部変わっていって、電気系統になっていったころに「ああ、私の音楽はもう必要じゃなくなった時代になってきたな。しかし、ほかのことできないし」みたいな。そういう意味では、常に新しいものを聞いていたいし、積極的に新しい人たちの音楽を…あ、取り入れるんじゃなくてね。感覚の中で知っていたいから、面白がりたいっていうか。あとはもう、自分の伸びしろがどのくらいあるかを、最後の伸びしろまでやってみようかなっていう感じですね。
それを聞いた、名取さんは「良子姉さんみたいに、常に前向きで、常に楽しみながらすてきに年を重ねて、こういうふうな年を重ね方ってあるんだよなっていうのを、道しるべにして、ついていきたい」と語り、清水さんも「ついていきます!」と続きました。
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