2月28日(日)、フジテレビでは『ザ・ノンフィクション 声優になりたくて ~カナコとせろりの上京物語~』が放送されました。

ここでは、番組の内容とともに、3時のヒロイン・福田麻貴さんによる語りの収録模様とインタビューをお届けします。

<福田麻貴 上京し声優を目指す女性に「自分のことのような感じがして…胸打たれました」>

声優を目指す2人の女性の運命は…?

現在、毎年約3万人もの人が専門学校や養成所に通い、目指していると言われる職業「声優」。

番組は、声優になるため、30歳になったことを機に会社を辞め、大阪から上京したカナコさん(30)と、大学卒業後に内定していた就職先を蹴って鹿児島県から上京したせろ里さん(22)に密着しました。

せろ里さんは声優の卵たちが集まる「声優シェアハウス」に暮らし、昼夜3つのアルバイトを掛け持ちしながら、業界きっての老舗「俳協」の養成所に通います。

カラオケボックスの安い時間を利用し、発声練習をする日々。

カナコさんも、せろ里さんと同じ「俳協」の養成所に通っています。

大阪で生まれ育ち、安定した地元企業に就職。ふとその生活に疑問を感じたときに、劇団での活動を始め、声の演技をほめられたことが声優を目指すきっかけに。

2人は、およそ200人いる研修生の中から15人が残れる試験の通過を目指していました。

養成所の講師から「負けず嫌いがすごくいい」と期待をかけられるせろ里さん。一方のカナコさんは、声の出し方から見直しを求められます。

そして、試験の結果は…カナコさんは不合格。せろ里さんは合格。厳しい現実が2人の運命を分けました。

しかし、カナコさんは諦めることなく立ち上がります。養成所の先生から「向いている」と裏方を勧められるも、「最終的な選択肢」としてその話を跳ね返し、自らさまざまなオーディションを受けることを決意。

とにかく、いくつものオーディションを受け続けるカナコさん。多くの不採用の通知が届くなか、諦めずに挑んだラジオドラマのオーディションで、ついに役をつかみ取ることができました。

小さな一歩を踏み出したカナコさんと、15人の選抜に残ったせろ里さんの戦いは続きます…。