<街裏ぴんく コメント>

――決勝進出が決まった瞬間は、どう思いましたか?
「やっと行けた」という感じです。20年やってきて、ようやく行けました。しかも持ち味を変えずに、普段やってることのままで行けたのが、とてもうれしいです。
――芸歴制限撤廃を聞いたときの心境は?
「今までで、一番可能性があるかもしれへん」と思いました。
出られなかった3年間、ずっと休まずネタをためてきたので。変わらずやり続けている身として、絶対にエントリーしなくてはいけない思いはありました。
――エントリーするときに迷いはありましたか?
迷いはありませんでした。うれしかったという感情が大きかったです。
今まで以上の漠然とした手応え、いけるかもしれへんっていう予測があったから、もう出るしかないと思いました。
――漫談家にとってネタ尺が1分拡大されることは大きかったですか?
独演会では8分から10分、長いもので15分とかのネタをします。それが一番気持ちよく作れる尺でもあるので、3分と4分では変わらんやろうなと最初は思ってたんですけど、やってみたら全然違いました。
話の起承転結というか、1本の話を聞いた満足感を4分の方が感じてもらえるなと。今回の『R-1』で「1分ってかなり違うな」というのを学びましたね。
――自分の強みや持ち味はどこにあると思いますか?
漫談をずっとやってきてる、それしかやってきてないという人は少ないですし、今回のファイナリストでも僕だけなので、そこは完全なる強みだと思います。
見ている人に「おっ、漫談なんや」って思わせることもできますし、まったくお笑いを知らない人には「漫談ってこういうもんなんだぞ」というのを知ってほしいです。
今は「かまそう!」って気持ちで、ワクワクしかないです!
――漫談の面白さはどこにあると思いますか?
その人がやればその人の漫談になるし、ひとつとして同じものがない。“人間”が一番出る演芸やと思うので、そこが大好きです。
人の漫談を聞いて「ここでこう考えてるから、このボケになってるんやろうな」とか肌で感じられるのも、すごく楽しいです。俺、ほんまに漫談を愛してます!
――優勝したら出てみたい番組はありますか?
『鶴瓶の家族に乾杯』(NHK)みたいなことを将来やりたいってずっと思ってました。
商店街とか田舎の田園風景を歩いて、鶴瓶師匠やったら第一声で「お、何してまんの?」っ言うところを、ようわからん声のかけ方で絡んでみたいです!これは、俺の夢ですね。
――自分にキャッチコピーをつけてください!
「20年のときを経て、卵からかえった漫談モンスター」。ほどよくダサいですね(笑)。
――決勝の目標と意気込みを教えてください!
20年やってきたものをすべて出したいです。びっくりする人もおるやろうし、単純に笑う人もおるやろうし、もしかしたら、俺の思いが届きすぎて涙する人もおるかもしれへん。
そのくらいの勢いと魂で挑みます!100で行くので、100で受け止めてください!
――最後に、街裏ぴんくさんにとって『R-1グランプリ』とは?
「全力である証拠」です。『R-1』に出ないっていう選択肢もあると思います。でも、全力であるがゆえにここもやる。全力やからこそ、俺は迷わずエントリーしました!
