3月17日(日)の『ボクらの時代』は、俳優の岸谷五朗さん、寺脇康文さん、風間俊介さんが登場します。

岸谷さんと寺脇さんが1994年に結成した演劇ユニット『地球ゴージャス』。

結成30周年を迎える今年、6年ぶりとなる新作『儚き光のラブソディ』に出演している風間さんと3人でお酒を飲みながら演劇について熱く語り合いました。

岸谷、演劇始めて40年も「全然つかめない…」

『地球ゴージャス』へは10年ぶり、3回目の出演となる風間さん。

3人は風間さんを真ん中に30周年の舞台に向けて乾杯をしました。

風間:
ベテラン2人に囲まれて…いいんですか?僕が真ん中で。

岸谷:

当たり前だろう、俊介!

寺脇:
なんでこの3人なのか、まず説明してよ。

風間:
このお2人は『地球ゴージャス』という演劇ユニットを組まれていて…

岸谷・寺脇:
(決めポーズをつけて)地球ゴージャスです!

風間:
(決めポーズを)教えてもらっておいていいですか!(笑)

岸谷:寺脇:
(笑)

風間俊介

風間:
僕、初めて『地球ゴージャス』に出させてもらったときのお2人の世代に今、なりました。

寺脇:
1回目は20歳だもんね。

風間:
僕は20歳で(岸谷)五朗さんが40歳になるときお祝いしました。

寺脇:
そうだね、パーティーやったもんね。

風間:
『地球ゴージャス』を始めたとき、お2人は30歳くらいですか?

岸谷:
30歳、31歳かな。

寺脇:
じゃあ俺、32歳か。

岸谷:
2人で出会って、演劇を始めて40年だからね。
でもね、本当に全然、(演劇は)つかめない…。
演劇というものが追いかけても、追いかけても大きいものすぎて、何も到達できないのよ。

風間:
若かりしき頃を思うと、「あ、なんかちょっと分かったかも!」と思う瞬間がやってくるけど、結局「全然分かってなかった…」ということの繰り返しのような気がするんですよ、僕自身は。

寺脇康文

寺脇:
ゴルフに例えると、「ナイスショット!」ってなって『ここつかんだ!よーし次、行ってみよう!』と思って次に行ったら全然ダメっていうこと?

岸谷:風間:
(笑)

風間:
合っているんですけど…ちょっと分かりづらくなりました(笑)
けど、合っています!

寺脇:
(笑)

風間:
毎回分かるんですよ、「おごりなんだろうな」と思うけど、1個成長させてもらって、次の階段の上を目指すようになったら「自分はまだまだだ」と思って、ひとつまた階段を上ってということなのかなと。

岸谷:
(アルベルト)ジャコメッティという、すごく偉大なる彫刻家がいるんだけど、その人は全作品を完成させないのよ。
つまり、完成させてしまったら芸術の追究は終わってしまう。だからあえて完成というところにはもっていかない。

岸谷五朗

それは我々が演劇を追い求めていることに、少し似ているかもしれない。
俺たちは完成を求めているけどね。

風間:
ウォルト・ディズニーも同じことを言っていました!

寺脇:
出た!得意分野!(笑)

風間:
「ディズニーランドは永遠に未完成である」

岸谷:
なるほどね~!

ほかにも、岸谷さんと寺脇さん40年来の仲良し秘話や、風間さんの俳優として悩んだときの話、役者になったきっかけなど、さまざまな話題を展開します。

2024年3月17日(日)朝7時~放送!

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