3月18日に最終回を迎えたドラマ『君が心をくれたから』。全11話を完走した主演の永野芽郁さんと、山田裕貴さんから、最終回視聴後だからこそグッとくる裏話や、最後まで作品を見てくれた視聴者の皆さまへのメッセージをもらいました。

“君ここ”最終回秘話 永野芽郁の暴露に山田裕貴「もしかしたら泣くかもしれないと思っていた」

『君が心をくれたから』は、主人公・逢原雨(あいはら・あめ/永野)が、かつて心を通わせた男性、朝野太陽(あさの・たいよう/山田)のために自分の“心”を差し出す宿命を背負いながら、懸命に生きる姿を描いてきました。

──最終回の放送が終わったからこそ言える裏話を教えてください。

永野:雨と太陽くんは出会った場所でもある高校の教室に行くのですが、雨の耳が聞こえなくなる瞬間のシーンで、山田さんはカットがかかっても泣いていました。

いろいろな苦しさもあるし、切なさもあるし、複雑な思いだったと思うのですが…太陽くんとしても、山田裕貴という人間としても、たぶんいろいろなことを感じ取ってくれて。すごく泣いていました。ね?

山田:うん。最終話の展開を含めてですけど、芽郁ちゃんが表現する雨ちゃんの顔を見たり声を聞くだけでも、悲しくなって。

台本を読んだときに、ト書きには「笑顔で」と書いてあったんですけど、「もしかしたら、ここで泣くかもしれない」と思っていて。演じてみたら、台本に書かれている通りの気持ちになったんです。やっぱり素晴らしいストーリーだなと思えたし、脚本の宇山佳佑さんはステキな本を書いてくださったなと思いました。

2人の恋が苦しすぎるよと思う方もいるかと思いますが、この2人を見守ったことによって、今ある人生がどれだけ幸せなのか、日常を見つめる大切さ、一秒一秒の大切さをもう一度思い返してもらえたらいいなと思いました。 

──最終回まで見てくれた視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。

永野:全11話、『君が心をくれたから』をご覧いただいてありがとうございます。私たちキャストも、スタッフの皆さんも、このドラマに携わってよかったと思えるような作品をお届けできたことを本当に誇りに思います。

ぜひこれからも(配信などで)たくさん見ていただけたらうれしいです。ありがとうございました!

山田:僕はこういう心を映し出すドラマをやりたかったし、やり遂げられたし、雨と太陽だけじゃなく、いろいろな登場人物の“心”がたくさんの人に届けばいいなと思っていました。最後まで見てくださった皆さん、本当にありがとうございました!

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