<中島健人 コメント>

楽な恋愛は、ないんだよね。スムースな恋愛なんて聞いたことないし、だからこそ、一難去ってまた一難というのが恋愛の醍醐味とも思うから。第11話では“そこをどう乗り越えるかで人生楽しめるかが変わる”ということがわかる気がします。

しかも、ミーコが松永に対する思いがあふれているときに、いろんなトラブルが起きるんですよ。やっぱり、恋にトラブルはつきものだね。

(『彼女はきれいだった』以来、2年ぶりに臨んだラブストーリーに)やっぱり、ラブストーリーって難しいね(笑)。

「ラブストーリー得意でしょ?」って言われることが多いけど、撮影の中で恋愛のボルテージの調整がすごく難しかった部分もあって。これまで自分のやってきたラブストーリーとは、ちょっと違う取り組み方をしないと無理だなと思いました。

でも、あんまりそんなに考えすぎずに、俺史上最もラフに丁寧にやった作品かもしれない。演じることについて結構深く考え込むタイプなんだけど、この作品に関しては、視聴者のみなさんに楽な気持ちで見てほしいなと思っていたし、演じ手がラフで楽な気持ちを持つことが大切なときもあるんじゃないかと。

ラフなのに丁寧に作っているという感じが多くの方に伝わればいいなと思いながら、臨みました。