武良井たちは、犯人は自己顕示欲が強く、プライドが高いのに普段は抑圧されている院内の人間だとプロファイリングし、ある作戦を決行。それは、模倣犯を出すことで犯人を刺激し、おびき出そうというものだった。

まず武良井たちは、榊原の部屋が荒らされるという事件を演出。それに続いて、榊原が明日、病院の威信をかけて難しい手術に挑むという情報を流す。

手術当日、榊原の手術が行われる予定の3号手術室に、手術着を着た看護師がやってきて点滴液に何かを注射する。それは、看護師・工藤知子(荻野友里)だった。そこに姿を現した武良井と川本は、工藤の身柄を押さえ、院内交番で事情を聞いた。
工藤は、榊原を尊敬していたのにみんなの前で罵倒された、という。さらに彼女は、普段から上司や患者たちから責められ続けてきたことにも言及した。