雨の日も雪の日も雷の日も来てくださったお客様に感謝

――今日、一番印象に残った光景は?

しんちゃん:4月からも『ぽかぽか』に出演させていただけることが発表されたとき、僕たちと同じテンションで、お客様も飛び上がって喜んでくださって、その光景が印象に残っています。僕らと同じ気持ちでいてくださったんだとわかった瞬間でした。

たけちゃん:あとはやっぱり、2156人という人数が発表された瞬間ですね。お客様も、「何人来ているんだろう?」とドキドキしていたと思いますし、僕らももちろんそうでした。それをみんなで喜び合えた瞬間は、ものすごくうれしかったです。

けーしー:泣いていらっしゃるお客様もいて、その姿を見て、また僕らも涙が…(笑)。幕が下りた瞬間の光景もやっぱり忘れられないですね。あんなにたくさんのお客さんが集まってくださっているのを見るのは初めてなので、本当に身震いしました。

――この3ヵ月間で最も忘れられない出来事は?

けーしー:いやもう、思い出がありすぎて…。

一同:ハハハ(笑)。

たけちゃん:初日は43人から始まり、その週のうちに17人になって。そして、最後の週は584人という…もう一日一日、すべて鮮明に思い出せるぐらいです。でも、やっぱり、常にお客様が来てくださっていたということは大きいですね。

まさきち:0人の日がなかったじゃないですか。強風だったり、雪だったり、めちゃくちゃひどい天気の日もありましたが、0人の日がなかった、絶対にどなたかが来てくださっていたというのは一番の思い出です。

たけちゃん:毎日、天気のことばかり気になっていたんですよ。

じゅんじゅん:てるてる坊主を作ったり(笑)。

けーしー:この3ヵ月、人生で一番天気予報を見たと思います(笑)。「雪が降るんだったら、土日に降ってくれ!」とか言いながら(笑)。

 

まさきち(左)とけーしー(右)

じゅんじゅん:あとはやっぱり、(ヴォーカルディレクターの)菅井(秀憲)先生と、(ダンスエンターテイナーの)仲宗根梨乃先生、50(FIFTY)先生のレッスンかな。

歌やダンスも勉強になったけど、もっと、人としての何か、“自分自身も知らない自分がいるんだよ”ということを気付かせてくれた、と言いますか。

自分は見えていないけど、自分のいいところがちゃんとあるんだということに気付けたような気がします。みんな、めっちゃ悩んだもんね(笑)。

でも、それがあったからこそ、今日のペアで歌った楽曲も、何かしらお客さんに響いたのかなと思うし。まだまだですけど。

たけちゃん:そういう意味では、この3ヵ月で、6人の関係もだいぶ深まりましたね。

まさきち:確かに3ヵ月前と今では全然違いますね。3ヵ月前は気を遣い合って、遠慮のかたまりでした。仲はいいけど、意見を言い合うとかは一切ありませんでしたし。

しんちゃん:言い合いになりそうになると、なんとな~く避けるような(笑)。

けーしー:「多分、こう思ってるんだろうな。だから、自分はこうしておこうかな」みたいなのが全員にあったんですよ。

やっぱり、平均年齢35歳にもなるとどこか遠慮があって。それを『ぽかぽか』に取っ払っていただいたという感じです。