山下智久が語る主人公・晴原の魅力は?
──気象学者である晴原を演じるために準備したことはありますか?
日頃見慣れているはずの天気図にどういう意味があるのかなど、知らないことがたくさんあって。原作コミックからも学べることがたくさんありました。
あとは、気象学者さんのドキュメンタリー映像も見ました。短期間で学べるほど簡単なことではないのですが、できる限りの準備はしています。
──晴原に共感する部分はありますか?また、演じていてどんなところに魅力を感じますか?
人は「恥ずかしい」と思って自分の感情を抑える傾向があると思うんですけど、晴原は言葉に出すタイプの人。最高のメンバーで最高のチームを作り上げていくんだ、自然災害から人々を救うんだ、ということを声に出していて。そこはすごく分かりやすい人だなと感じています。
もしかしたら、声に出すことによって自分を鼓舞しているのかもしれません。そういった彼の情熱に魅力を感じてメンバーも集まってきているんでしょうね。
──晴原を演じるうえで、意識していることはありますか?
基本的にはシャープな役どころです。ただ、今まで僕が演じてきた役とは違って、カジュアルな、人間味を感じられる部分もしっかりと描かれていて。その緩急を大事に、彼が背負っている過去も含めて奥行きを大事に演じられたら、ほかの作品で見せてきたキャラクターとはひと味違うものにできるのかなと思い、意識しています。
──本作を含めて漫画原作ものに出演する際、キャラクターづくりなどで意識していることがあれば聞かせてください。
これまでにもいくつか漫画原作の実写化作品に出演させていただいたことがありますが、本質というか、魂と言いますか、そういうものはしっかりと表現できるように何度も原作を読みます。
ただ、個人的に完全再現は難しいと思うんです。漫画と実写では根本が違いますから。それでも、原作者の先生が一番伝えたいメッセージだけは理解して、自分の中に落とし込んで役をつくっていくことを意識して取り組んでいます。
──本作で一番大切にしたいことは何ですか?
彼の過去と、それにどう向かい合っていくのかということ。あとは、晴原が思う災害に対するリテラシーを、命を懸けて届けていくことが大切なのかなと思っています。そこはしっかりと忘れずに、演じていきたいです。
──晴原のビジュアルへのこだわりはありますか?
クールな気象学者としての一面と、お天気お兄さんという二面性があるキャラクターなのですが、お天気お兄さんのときには前髪を作ってメガネをかけて、外見を変えています。
外見だけではなくて、両面とも手を抜かずに役を作って、ギャップを見せられたらと思っています。