「全決」で興玉を待ち構えていたのは…直毘吉道(柿澤勇人)だった。
彼の首には呪符が貼られており、興玉に「(自分に)呪符を貼れば本物のヒルコがいる場所へ案内します」と話す。

ヒルコは不老不死になった役小角(えんのおづぬ)ではないかと話す興玉。厳しい修行の果てに神通力を獲得した役小角なら、事戸渡しを行うこともできる。
そして興玉は、直毘に貼られた呪符はニセモノで、直毘こそが本物のヒルコだと言い当てた。
ついにヒルコと対峙!正体は役小角である直毘(柿澤勇人)だった
興玉は直毘の悪意の変化に気づき、こっそりと犬神の毛を付けていたという。犬神の毛を付けられた人間は死ぬまで食べ続けるが、犬神の毛を付けられても変化のない直毘を見て、興玉は彼こそが不老不死になった役小角であり、ヒルコだと確信したのだ。
直毘は呪符を剥がし、全てを認める。

自らの寿命を感じ始めた直毘は、科学の発展とともに傲慢になっていく人間の姿が許せなくなり、人間を甘やかす神を一掃して自らが新たな神・ヒルコとなり修理固成を成し遂げようとしていた。
興玉は直毘の考えを否定。どれだけ人間が愚かでも、神は人間を守る責務から逃れることはできない、と話す。
直毘は小夢を椅子ごと蹴り倒し、神通力で興玉の首を締め上げながら「私には天宇受売命(あめのうずめのみこと)を呼び戻すことはできない」と、小夢が事戸を渡された時のことを話しだす。