7月期の月10ドラマは、杉野遥亮さんが主演を務める『マウンテンドクター』(カンテレ・フジテレビ系)に決定しました。
『マウンテンドクター』は、山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、さまざまな思いを抱えた山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いながら成長していく様子を、圧倒的なリアリティとスケール感で描く、長野県松本市を舞台にした山岳医療ドラマ。
今回解禁となった、杉野遥亮さん、大森南朋さんともに山岳医を演じます。
実際に長野県松本市などでのロケを行いながら、山岳医療の現場を、丁寧に、立体的に描いていきます。
己の知識と技術だけを頼りに、目の前の命をつなぐ山岳医
「山岳医療」とは、山で起こりうる病気とケガを治療する医療。
そして、“山の知識”と“医療知識”の双方に長けた医師を「山岳医」と呼びます。昨今の登山ブームによって、日本でも急速に注目を集めている医療分野ですが、欧州などに比べると遅れており、日本における山岳医の数はまだまだ少ないのが現状。
本作は、この未知なる分野で、山岳医たちの思いのぶつかり合いを通して、山岳医療の課題と未来を描き提示する、医療ドラマです。
主人公は、信濃総合病院に赴任してきた青年医師・宮本歩(みやもと・あゆむ/杉野遥亮)。
整形外科医と並行して、病院が近年力を入れ始めた「山岳診療科」の兼務を命じられます。高校卒業以来、故郷である長野県に戻ってきた歩は、小さいころから身近にあり大好きだったはずの山へ、ある思いを抱え続けています。
医師としては、これといった目標もなく、志も低めの今どきな事なかれ主義でしたが、山岳医療チームで過ごすなかで少しずつ成長していくことに…。
大森南朋さんが演じるのは、宮本歩(杉野遥亮)が赴任する信濃総合病院の循環器内科医として働く、江森岳人(えもり・がくと)。
江森は、国際山岳医としての資格を取得し、海外での活動経験もある山岳医。山岳医療に詳しいからこそ、医師が安易に山に行くことに慎重で、山での負傷者・疾病者は迅速な救助ののち設備の整った病院で治療すべきだという信念を持っています。
しかし、歩(杉野遥亮)とぶつかり合いながら、自身も抱える過去のトラウマを乗り越えようとしており…。
登山シーズンには、多くの観光客・登山者で賑わう長野県の山岳地帯。
西側には本州の背骨とも呼ばれる3000m 級の山々が連なる険しい北アルプスが連なり、東側には風光明媚な浅間連峰や筑摩山地が広がります。
そんな大自然の美しさがつまった場所で、本作のロケが行われ、救助シーンの緊迫感やスリルなど、大自然が舞台だからこそ生まれるリアリティとスケール感をもたらします。
『マウンテンドクター』は、7月8日(月)スタート(初回15分拡大)!毎週月曜22時より、カンテレ・フジテレビ系で放送されます。